藤井寺市・岡田一樹市長とのタウンミーティングに参加しました!



 本学は藤井寺市と連携協定を締結し、地域活性化、福祉、
教育など様々な面で協力し取り組みを進めています。

 2月8日(土)、昨年に就任されてちょうど1年目を迎える岡田一樹市長によるタウンミーティングが開催されました。タウンミーティングとは、地域住民に関することを市長や職員と市民が直接対話して意見交換する、市民参加型行政の仕組みです。今回は、本学からも教員・学生6名が、藤井寺市在住、在勤者など約40名の方々とともに参加し、藤井寺の未来について一緒に考えました。

 

 

 最初に岡田市長から藤井寺市の現況について説明がありました。大阪で最も面積の小さい市である藤井寺市は、平成7年をピークに減少が続き、令和元年末の人口は64,370人で、令和5年度末には628,884名になることが予想され、他の自治体と同様に高齢化が進んでいます。そうした中で、まちの賑わいづくりや、安全・安心なまちづくりなどが課題になっています。

 続いて参加メンバーは、5つのチームに分かれ、藤井寺の課題や解決策について、グループで約100分話し合いました。その後、話し合った内容をまとめ、岡田市長、副市長、教育長はじめとする市幹部の方々の前でプレゼンテーションを行いました。

 提案のあったテーマは、観光資源を生かした活気づくり、子育て、元気なお年寄りと高齢化対応、暮らしの安全などについてです。参加者からは、健康づくりを通じた人の集まる公園づくり、世界遺産の古墳群の魅力的な演出や整備など様々な具体策が提案されました。

 4年間、本学地域連携チームのメンバーとして様々な地域ボランティア活動に参加した、経営学科4年生の松田光留さんは、本学の学生がサポーターとして参加し、子どもたち自身が企画・参加する今までにない防災訓練「今風のBOSAI」を、チームリーダーとして提案しました。

 経営学科1年生の雑賀那乃さんは本学への入学で、大学近くの寮で生活するようになったことを機に、地元のまちづくりに関心を持つようになりました。1年生のビジネスコンテストでは図書館の魅力と利用向上についてのプランをまとめています。

 また、3年生の西川侑希さんは、コンテンツやアニメによる地域活性化に関心を持っており、卒業研究にまとめる予定です。学生たちは各チームに分かれて、グループで唯一の学生メンバーとして、若者の視点からアイディアを出し合いました。

 

学生たちは、今回のタウンミーティングに参加したことによって、市政とかかわる方法を学び、このようなタウンミーティングが各地で実施されていることを知る良い機会になったようでした。

岡田市長を囲んで、本学学生・教員と

 

 歴史のまち、地元、藤井寺や羽曳野のまちづくりや地域活性化について一緒に考えながら、ボランティアや様々な活動に取り組むメンバーを募集します。ご関心の方は天野まで。

※さいごの写真以外は、市役所から提供していただきました。

 

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