古墳アート・マルシェ・カルチャーイベント「まほら藤井寺」に運営ボランティアとして参加しました
2019年9月25日
この夏、百舌鳥・古市古墳群が世界文化遺産に登録されたことを記念し、9月16日(月・祝)に、藤井寺市主催によるアート・マルシェ・カルチャーイベント「まほら藤井寺」の第3回目が、「津堂城山古墳」(藤井寺市)で開催されました。
津堂城山古墳は、数少ない登れる古墳として市民の散歩や憩いの場として親しまれており、資料館「まほら城山」には石棺や復元された水鳥埴輪も展示されています。なお、「まほら」とは、やまとことばで「素晴らしい場所」を意味します。
本学からは、前回、前々回にも参加した学生をリーダーとして、過去最多となる20名の学生と3名の教員が運営スタッフボランティアとして参加しました。
学生と教員は早朝から打ち合わせの後、会場設営やイベント準備に取り掛かり、イベント開始からは会場案内、安全確保、駐車誘導、弁当手配、販売ブース支援、ワークショップの指導補助、ゆるキャラ「まなりくん」のアテンド、救護スタッフ、本部受付、清掃と後片付け、撤収など、シフトを決めてイベント終了の夜まで交代で大阪芸術大学チームと力をあわせ、様々な業務を1日体験しました。
昼間は、勾玉づくりや火起こし、出土した埴輪の洗浄、埴輪作りなどのワークショップや、古墳探検ツアー、FRAP(藤井寺ラッピングプロモーション)参加店の飲食・雑貨など古墳をモチーフにした様々な商品の販売が行われました。
地元のお店も出店し、スイーツやお弁当など美味しいものが並びます
また、夕方からは、藤井寺市名誉市民で人間国宝である琵琶奏者、奥村旭翠氏一門による筑前琵琶の演奏がありました。
そして日暮れからは、今回のメインである、ユネスコ世界無形文化遺産での「能楽」と、最新技術のLED照明を使用した現代アートとのコラボレーションによる「山本能楽堂」の新作能「水の輪」が上演されました。「水の輪」は、水の浄化をテーマに環境問題について考え、水を大切にする気持ちを伝える新しい能楽の作品です。津堂城山古墳がブルーの光にライトアップされ、荘厳な雰囲気の中で伝統芸に酔いしれました。
今回は、3000名以上の来場者のある盛大なイベントとなり、笑顔と感動があふれる素晴らしい1日になりました。また、岡田市長からも、本学をはじめとする学生ボランティアスタッフの尽力と貢献によりイベントが大成功となったとのお声がけをいただきました。
まなり君も表舞台・裏方と大活躍! ごみの処理も大切な任務です
まちおこしボランティアをやってみたい人、地域連携活動に関心のある人は、ぜひ本学経営学科・天野または、エクステンションセンターにお声がけください。
次回は、10月26日(土)の「デラハロ」、11月23日(土)の「峰塚公園まちまるしぇ」で活動予定です。皆さまのお越しをお待ちしております!
なお、今回のイベントの模様は9月25日(水)「J:COM デイリーニュースかわち」(18:00、21:30、23:00)で放送されます。
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