第3回 道明寺歴史まつり  20名の学生と教員が運営ボランティアとして大活躍



 令和元年5月4日(みどりの日)に、本年度3回目となる「道明寺歴史まつり」が藤井寺市・道明寺まちづくり協議会の主催で開催されました。本学からは、経営学科でまちづくりボランティアに毎回参加している学生(天野チーム)、日本学科で歴史に関心をもっている学生(矢羽野チーム)に加え、「地域活性化概論」での呼びかけで集まった合計20名の学生が、平安装束、甲冑などの歴史コスチュームに身を包み、ボランティアスタッフとして、一日、企画・運営に参画しました。


 朝のスタートは、道明寺天満宮で安全祈願の後、歴史行列からです。修羅を使い古代王朝の古墳が造営された古墳時代、聖徳太子や井真成の天平・奈良時代、天満宮で祀られる菅原道真の平安時代、真田幸村や後藤又兵衛が活躍した戦国時代など、時代別に仮装した約100人の歴史コスプレイヤーたちが、勝どきをあげながら、石川河川敷へと向かいました。


 本学女子学生は平安装束で隊列をプラカードで先導。男子学生は甲冑や足軽の姿で、交通整理や子供たちの安全確保に奔走しました。隊列の途中で、熱中症で気分が悪くなった児童の異変も本学生がすぐに察知し、迅速に救護が行われ、事なきを得ました。

 

 道明寺駅東側の石川河川敷は、400年前に、豊臣軍と徳川軍が最後の死闘を繰り広げた大坂夏の陣・道明寺合戦の舞台になった場所でもあります。戦で命を落とした兵(つわもの)たちを偲び、黙祷を捧げた後、様々なステージが行われました。学生たちは受付、設営から後片付けまで、役割分担してお手伝い。


 そしてメインイベントとなる子供達のチャンバラ大会は、腕につけた紙風船を新聞紙の刀で落とし合う楽しいゲームです。昨年参加した本学学生が中心になり、ルール説明、安全確保や誘導、参加賞配布などを行いました。

 好天に恵まれ、多くの人達の笑顔にあふれ、当地の歴史を生かしたまちづくりやイベント運営について体験的に学ぶとともに、本学の建学の精神でもある「和のこころ」をまちの人たちと一緒に実践できた一日となりました。


 藤井寺・道明寺でのまちづくりイベントでボランティアに取り組む活動メンバーと、藤井寺公式キャラクター「まなりくん」のサポートメンバーを募集しています。関心のある方は、老若男女、どなたでも大歓迎ですので、地域連携担当・天野までご連絡ください

 

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