経営学科 海外インターンシップ報告 第3弾!
2018年3月12日
2月22日からスタートした、4週間のオーストラリア・
シドニーの海外インターンシップも、第2週目が終了
しました。この海外インターンシップに参加する経営
学部の特待生には、海外インターンシップ支援費用30
万円が支給されます。
前回に引き続き、参加学生三人の状況報告です。
①益田大地さん(経営学部3年生)
インターンシップ先は、市内中心部から約1時間の高級住宅街にある、工業高校、Cherrybrook Technology High School です。2000人の生徒がおり、建築、工業、農業など色々なコースがあるシドニーでも有数の大規模校で、Masami先生のアシスタントとして、2、3コマの日本語クラスで、教材の作成や、授業のグループディスカッションの支援を担当しています。外国語の面接が大学の入試に必要となることもあり、休み時間にも顔なじみになった多くの生徒が、面接の練習や添削をしてほしいと慕ってくるそうです。また、来た時には英会話がなかなかできませんでしたが、生徒から聞かれた日本語の意味を、英語で調べ、説明することが日々の英語力の向上につながっていることを実感する毎日です。
ホストファミリーは、自然豊かな森の中にあり、イタリア、フランス、チリ、ブラジルなど、6、7人の留学生がいて、一緒に食事を作りあって食べながら語り合うなど、とても国際色溢れる雰囲気だそう。海外は初めてですが、海外体験をしたいという昔からの夢が、頑張って実現できたとことで、これからも語学力や国際感覚を磨いていくモチベーションにもなっているとのことです。
②土屋美珠帆さん(経営学科3年)
市内の地下鉄駅であるキングスクロスの近く、風光明媚な海岸に続く場所にある、スペインから移住してきた家族、エルナンデス一家の営む、小さなカフェ「Cafe Hernandez」でのインターンシップに取り組んでいます。映画のセットのようなアンティークで洒落た可愛らしい感じのお店です。巨大なコーヒーロースターが店の奥に鎮座しており、いつもいい香りが漂っています。
土屋さんは、オーナーのキノさんはじめ、コロンビア人のアルバイトのペラさん(女性)から料理やドリンクの作り方や、厨房機器の使い方など、いろいろ指導を受け、料理等の作り方の他、店の中で飛び交うスペイン語も習っています。12席程度の店なので、ゆったりとした時間が流れ、地元の常連客が多いお店です。「地球の歩き方」にも掲載されているので日本人もよく来るため、その時の接客も任されています。親しみやすい笑顔が好評で、オーナーもとても気に入っているとのことです。
家は少し遠いので、仕事が午後5時に終わったら、暗くならないうちに直帰する生活です。ファミリーはチリ人で、3歳の小さな子供もおり、10時消灯が厳守という厳しい側面もあるとのことです。また、仲のいいフィリピン人の家族も遊びに来たりするなど、陽気で賑やかな家庭で、子供たちに日本語も教えたりします。土屋さんは、海外は初めてのため、少し怖いというイメージがあったけれど、今回のインターンで払拭できて、ますます興味が湧いてきたとのことです。
③ 竹下寛さん(経営学科3年)
シドニー中心部から電車で北に約40分の、高級住宅街にある私立学校、Knox Grammar Schoolでの日本語クラスアシスタントが竹下さんのインターンです。キリスト教主義の小中高一貫の男子校で、全校生徒は約2000名おり、様々な花が咲きみだれる広い庭園を囲んだ、宮殿のような美しいキャンパスで、のびのびとした雰囲気です。
竹下さんは、Andrew先生のクラスを中心に、1日3、4クラスの授業の補助をする毎日です。先生は1990年に大阪で開催された花の万博で、オーストラリア館で勤務された経験もあり、日本人の奥様も関西のご出身で、言葉だけでなく、日本の事情についてもとても詳しい方です。
授業については、日本の語学の授業と違い、自由で楽しそうで、様々なゲームなども取り入れながら、目を輝かせながら取り組んでいるのが印象的とのことです。海外は初めて、また英語がわからない中で、つい消極的、引っ込み思案になりがちでしたが、自分からやらないと、何も動いていかないという事に気づき、笑顔でアクションすることで、皆の反応も替わって来る事を日々実感しています。
ホストファミリーはフィリピン系で、中学生の女の子と小学生の男の子がいます。友達を呼んでのパーティなど、毎日夜にみんなで楽しく騒いでおり、最初はそのような雰囲気や習慣に馴染みにくかったのですが、今ではドアを開いて、積極的に飛び込んでいくように心がけており、家族とのコミュニケーションも親密化、このインターンが、自分自身の変化にもつながっているとのことです。もともと好きだった英語を、もっと学んで話せるようになっていきたいという気持ちも膨らんできました。
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