1回生の開講科目「キャリアデザイニング」



四天王寺大学では、学生一人ひとりが「働くということ」について、あるいは将来の夢に向かって、何よりも目的意識を持って4年間の学生生活を送れるように、「キャリアデザイニング」という授業を全学部の1回生で開講しています。

日本経済・社会構造が変化する中で、この科目は学生一人ひとりが、自らの「キャリアデザイン」ができるようにその意義を理解し、自己概念を深めながら卒業後の進路を考え、大学時代の過ごし方を計画できるようになることを目標とし、その目標達成のため、次の3つについて学内のキャリア教育の専門家、外部講師、内定取得学生などとともに具体的に考えます。

  • 1.働くこと(働き方を知る・社会を知る・生き方を考える)
  • 2.自分を知る(自己を分析する)
  • 3.仕事の世界を知る(職場と職業を知る・企業を知る)

 

さらに、授業時間外に必要な学習として、国内外の社会・政治・経済情勢を理解するために毎日新聞を読んだり、それぞれの事象に対して自分はどのように考えるのかという流れを習慣化することを強く奨励しています。

特に、経営学科で行っている「キャリアデザイニング」は、キャリア教育の専門教員が毎回、学生一人ひとりが将来の自分をイメージして各自が「気づく」ことを大切にしながらきめ細やかな指導を行い、自己分析やグループワークでのディスカッションなども取り入れたり、外部講師による講演や講義も積極的に実施しています。

実際に社会の第一線で活躍されている方からは、「どのような人材が求められているか」「働くこととはどのようなことか」など、最新の、リアルなさまざまな情報を得ることできます。

今回は、外部講師としてお招きした中小企業診断士の竹本忠夫先生による
「自分をマーケティング」というテーマでの講義内容を少しご紹介しましょう。

キャリアデザイニング

●「就職活動にマーケティングを活用(?)」

まさに、経営学科ならではの、なかなか面白い内容でした。

キャリアデザイニング

●「自己PR」のワークをみんな真剣に取り組んでいました。

キャリアデザイニング

●竹本先生の講義を真剣に聞いています。

受講学生たちからは、
「90分の講義時間が短く感じられた」「もっと聞きたい!」など、
とても前向きな感想
が多く寄せられました。

「働く」ことを、ライフワークとするために、学生時代からさまざまな経験を積むことが大切です。経営学科1回生で、この授業を受講した学生は、「働く」「仕事をする」ことへの意識が変わったようです。それでは、学生の振り返りコメントを一つ紹介しましょう!

「働く」ということは、やりがいでもあり、生きがいでもあり、毎日を充実させ、楽しくするものであることを学んだので、「嫌やな~」と思いながら就活をするのではなく、毎日を楽しくさせる生きがいを見つけるための活動だと思って、前向きに就職活動をしていこうと思う。

 

 

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