2023年度「在宅療養生活支援実習」の修了



 2023年度の「在宅療養生活支援実習」が修了いたしました。この実習は看護学部3年生が履修する必須の実習です。看護師等養成所指定規則では「地域・在宅看護論」の臨地実習にあたり、一般的に「在宅看護学実習」とされている実習で、実習施設は訪問看護ステーションとなります。

 この実習では地域で暮らす療養者様とそのご家族の生活を支援する知識や技術を学びます。在宅療養生活支援の対象者は幅広く、ライフステージでは生まれる前から亡くなった後までになり、健康レベルも様々です。この実習では「対象者が自分らしい生活を継続されるよう支援」するとともに、その前に、まずは「看護の対象者が生活者であることを学ぶこと」を基軸にしているため「在宅療養生活支援実習」という科目名にしています。

 さらに、実習時期は基礎の実習が修了した後、秋からの本格的な病院・施設看護を学ぶ前の8月に設定しています。今年度はまず猛暑の中、療養者様、ご家族様、訪問看護ステーションの看護師様などの多くの方々のご協力のもと実習を行いました。しかし、8月はCOVID-19の感染拡大時期に重なり実習期間を調整いたしました。その関係で8月に実習できなかった12名の学生さんがこの2月に実習を実施いたしました。

 8月とは打って変わって寒いなか自転車をこいでの実習でしたが、多くの学びを得ることのできた実習となりました。ご協力いただきました皆様には心より感謝申し上げます。

 

看護学科の公式Instagramを開始しました。
学生と教員が学科のリアルをお伝えします。

https://www.instagram.com/ibunursing/

【関連リンク】

→看護学科の学びについてはコチラ

→大学院:看護学研究科の学びについてはコチラ

一覧に戻る 学科に戻る