重度訪問介護従業者養成講座はじまる



重度訪問介護従業者養成講座はじまる

~共に学ぶキャンパス、共に生きる地域社会を目指して~

四天王寺大学では、障がいのある学生と共に学ぶキャンパス、そして、障がいのある人と共に生きる地域社会を目指して、重度訪問介護従業者養成講座を学内で開催しています。

「重度訪問介護」とは重度障がい者の地域生活を支えるヘルパーの資格であり、今夏は21名の人間福祉学科の学生が資格取得にチャレンジしました。

本講座は人間福祉学科の実習先や就職先でもあるNPO法人ちゅうぶ(大阪市東住吉区)の主催によります。当法人に勤務している卒業生の阪口晴菜さんも講座をサポートいただき、障がい者とのコミュニケーションにかかわる経験を語ってくれました。

「障がいのある本人さんがどのような人生を送ってこられたのかを理解しておくこともコミュニケーションの手助けとなります」

東 佳実先生(NPO法人ちゅうぶ)からは障がい者の人権にかかわる考え方について学びました。

「“障がい”は障がい者にあるのではなく、“障がい”は社会の側にあります。社会を変えていった結果、“障がい者”という言葉がやがてなくなればいいと思っています」

介護技術を学内で習得した後には、学外での介護現場での実習に取り組むことになります。資格取得後は障がい学生と支え合うピアサポーターとして、障がい者の介助に取り組むヘルパーとして、活躍することが期待されます。

 

講座運営を支えてくださった
NPO法人ちゅうぶのみなさま
ありがとうございました

【関連リンク】

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