大切なのは「普通の暮らし」 レストラン「キッチンはな」見学



精神保健福祉士をめざす学生がレストラン「キッチンはな」(運営:社会福祉法人 風媒花)に見学へ行ってきました。松原市役所別館の1階に位置し、主に精神障がい者を支援している障害福祉サービス事業所(就労継続支援B型)です。

豊富なメニューが用意されていることなど一般の食堂と変わりありません。ここで働く障がい者の方々は、フロアでの接客、調理、食器洗いなどを担当しています。

 

 

見学した学生の感想を聴いてみましょう

  • 印象的なのは、社会福祉の事業所であるのにそのような雰囲気を感じさせないことです。精神障がいのある方も安心して仕事に取り組んでいることが良く理解できました。
    また、精神障がいの方は症状に波があるため、利用者の方の状態を把握するためには、職員の方の普段からの関わりが重要であり、その関わりにはひとりの生活者としての視点が重要であることがわかりました。

  • 法人では、「キッチンはな」だけではなく、利用者のニーズに応えられるように様々な事業を展開され、それぞれ事業ごとに特色がありますが、どの事業においても共通して言えることは、利用者の方が地域でいきいきと生活できる活動であるということです。
    「キッチンはな」では、利用者自ら生活のリズムを整え体調を管理することで、生活の質の向上が実感できることが、喜びや生きがいにつながっていると感じました。

  • 利用者の方の話をお聞きして、「やらされている」という意識ではなく、本当に自分で積極的に作業に取り組んでいることがわかりました。また、人との接点を持つことで自分の不安や悩みが軽減されるということが理解できました。

 

【関連リンク】

→社会福祉法人 風媒花 「キッチンはな」についてはこちら

→人間福祉学科の学びについてはこちら

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