「植樹祭」COCOROEポタジェプロジェクト報告その8
2021年3月31日
四天王寺大学では、学生の主体性を育む様々なプロジェクトをCOCOROE PROJECT と名付け、さまざまな活動を行っています。
野菜や果物・花などが調和した菜花園をめざすCOCOROEポタジェプロジェクト。
これまで、豆類、タマネギ、ホウレン草、ジャガイモといった野菜を植え、パンジーや葉牡丹などの花で華やかな庭園になるように整えてきました。
今回は、4区画あるうちのひとつを果樹園にする作業に取り組みます。この場所には、もともとザクロや、八朔、レモンなどの柑橘類が隅の方に植えられていました。それを植え替えるとともに、新たに購入した苗木を全面に植えて、区画全体で果樹を育てようとする試みです。
新たに植えるのは、リンゴ、ブルーベリー、キイチゴ、イチジク、温州ミカンなど、あわせて14本。
- これから植える苗木たち。
- 本日の学生メンバー。
せっかくなので「植樹祭」と名付けて、果樹の選定にあたり相談にのっていただいた短期大学部生活ナビゲーション学科ライフデザイン専攻学科長の谷口美佳教授や、参加学生が所属する人間福祉学科健康福祉専攻の学科長である石田晋司教授にも作業に加わっていただきました。
もともと植えられている果樹は間隔が狭くて窮屈です。それを掘り起こして別な場所に植え替えます。根が張っているので、かなり深く掘らないといけません。持ち上げて移動するのも相当大変でした。
- もともと植えられていた木(2020年10月撮影)
- 広い場所に植え替えます。手前は谷口先生。
昼休憩の後は、苗木を植えていきます。大嶋入試・広報副部長のアドバイスを受け、適当な深さに土を掘り、肥料を混ぜ込み、丁寧に植えていきます。
植えた後は土を少し盛り上げた状態にして周りをダムのようにします。これは文字通り水を貯めておくためです。
植樹というより土いじりのような感じですが、みんな楽しそうに作業に取り組みました。
- みんなで苗木を植えます。
- 植えた周りの土を盛ります。
参加者の4年生は「卒業記念の植樹になりました。」と話し、1年生は「卒業までに実がなるかなぁ。」と、それぞれに感想を述べてくれました。
入口の前で記念撮影
果樹の成長には年月が必要です。ポタジェプロジェクトも長期的なプロジェクトとして、着実に大学に根付かせていきましょう。
【関連リンク】
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