川下ゼミの施設見学 ~就労継続支援B型事業所「キッチンはな」~
2020年3月23日人間福祉学科の川下ゼミでは、将来のために現場を知る目的で、施設見学をさせていただいています。障がい者福祉分野に関心のある学生たちは、前回報告した「埴生の里」に続いて、社会福祉法人風媒花 就労継続支援B型事業所「キッチンはな」を見学させていただきました。
「キッチンはな」は、松原市役所北別館にある食堂です。主に精神障がいのある方がスタッフとして働いておられます。四天王寺大学で精神保健福祉士の資格取得をめざしている学生たちは授業の一環で毎年見学させていただいており、川下ゼミも昨年から見学を受け入れていただいています。
混み合うランチタイムを避けて少し早めに到着し、お食事をいただきながら、法人統括の島崎様とスタッフの方からお話を伺いました。
島崎様からは、就労継続支援の事業所として利用者さんを支援する上で心がけていることや、市役所食堂としてのお客様サービスについて伺いました。地域に根ざした活動を続けていく上でのやりがいや苦労話など、実際の体験を伺うことができ、学生たちは食べることを忘れてお話に聴き入っていました。
また、スタッフのYさんからは、キッチンはなで働くことになったきっかけや、キッチンはなでの仕事の魅力、ご自身の障がいのことまでお話いただきました。やりがいを持って働いておられる姿に、これから就職活動を始める学生たちも、働くことの意味についてあらためて考える機会になったようです。
誰もがその人らしく暮らすということを支えるために、将来社会福祉に携わる上で必要な多くの気付きを得ることができました。
キッチンはなの皆様、どうもありがとうございました。
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