福祉に役立つ心理学 ~こころと身体と自己覚知~
2019年10月11日
社会福祉の学習は幅広く、心理学や社会学も学びます。9月29日のオープンキャンパスでは、学科紹介(学生による)と個別相談、ミニ授業を実施しました。ミニ授業のテーマは、「心と身体のつながりを知ろう」(午前の部)、「自分の考え方のクセをしろう」(午後の部)で、学生も一緒に参加してくれました。
午前の部の「心と身体のつながりを知ろう」では、紙面に星の図が描いてあり、それを直接見ないで、鏡に映ったその星の図を見ながらその形を辿っていくものなどの《感覚実験》を行いました。鏡を通して図を描くと、頭で考えているイメージと実際に鉛筆を動かすイメージに違いが生じ、うまく星の形を描けなくなります。午後の部の「自分の考え方のクセをしろう」では、〈愛〉〈健康〉〈金〉〈自由〉〈友情〉〈夢〉のうち、それぞれを比べて点数をつけ、自分の価値観を確認する授業を行いました。
参加した学生の感想 ◎学科説明では、日頃使っている相談支援に関する言葉を、誰にでもわかりやすく伝えられるようにする必要があることに気づき、人に伝えることの難しさを感じた。 ◎ミニ授業では、参加者してくれたみなさんも授業を楽しく体験していただけたと思う。わたしもまた、心理学の授業を受けたくなった。 ◎鏡を見ながら星を早く書ける特技があることがわかった。 ◎自分の価値観を考える授業では、価値の順位が高くなったものの優先順位が高くなった。
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