患者さんの幸せを支える ―大阪暁明館病院でMSW(医療ソーシャルワーカー)として働く、中谷勇斗さん―



 7月のオープンキャンパスでは、大阪市此花区にある大阪暁明館病院で、MSW(医療ソーシャルワーカー)として働いておられる中谷勇斗さんをお迎えして、現在の仕事についてお話していただきました。

 中谷さんによれば、MSWは、患者さんの希望を聴いて、その希望に沿う援助を行う仕事ということでした。例えば、いま脳卒中で療養している人がいるとします。その人が働き盛りの人で、働き続けることを強く希望している場合、MSWは、この患者さんにどういう援助をすれば、働き続けることができるかと考え、そのことにつながるようなリハビリテーションを行う方向を追求することになるとのことでした。

 MSWは、医師や看護師のように治療に直接携わる医療スタッフではありませんが、医療スタッフと連携しながら、患者さんの生命・生活に関わっていく仕事なので、やりがいがあるとのことでした。

 しかし、それだけに、仕事は難しく、日々学ぶことが多く、たいへんな仕事でもあるということでした。それでも、患者さんの生命・生活を支えるという目標に向かって努力することなので、あまり苦にならないとのことでした。

 

 中谷さんが現在の仕事をするようになったのには、4回生のときに行った「MSWインターンシップ」が大きかったそうです。インターシップ先の病院で、中谷さんは一生懸命実習に取り組み、それが実習指導者に認められて、「きみはこういう仕事に向いている」と言われたのが大きかったとのことでした。

 それを機に、社会福祉士国家試験の勉強にも本格的に取り組むようになって、無事、合格して現在の病院に就職することができたそうです。

 

 MSWについての中谷さんのお話は、そこに至るまでの過程の話も含めて、この仕事に関心を持っている高校生や在学生にとって非常に役に立つものになったと思います。

お忙しいところ、ほんとうにありがとうございました。

 

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