オレンジリボン運動―本番の活動実施!



11月3日~5日の大学祭に合わせて、人健の1回生68名は、来場者に、「メッセージ付のオレンジリボン」と「チラシ」を配りながら、児童虐待防止を呼びかけました。 

 

オレンジリボン運動とは、2004年に栃木県小山市で起こった、3歳と4歳の兄弟が父親の友人から暴行を受けて亡くなるという、悲惨な事件を機に、翌年、同市の「カンガルーOYAMA」という団体が始めた、児童虐待防止の運動です。

人健では5年前から、1年生が、この運動に取り組んできました。

今年は、事前に、500個の「メッセージ付オレンジリボン」と4種類200枚の「チラシ」、4種類の「パネル」を作って、本番の活動に備えました。

 

本番の活動では、3日とも11:00~14:00の時間帯に1時間交代で数人のグループに分かれて、「私たちは、人間福祉学科の学生です。児童虐待防止のオレンジリボン運動を行っています。」と呼びかけながら、リボンとチラシを配布しました。

 

参加した学生の声を紹介します。

・思っていたよりも、オレンジリボンを受け取ってくださる人がたくさんおられたことに驚きとうれしさを感じた。「児童虐待防止」という私たちの呼びかけを聞いて、私たちの声に耳を傾けてくださる人たちが多くおられて、活動できてよかったと思った。

・親子づれ、お年寄り、若い方、みなさんにもらっていただきましたが、とくに子どもを連れたお母さん方が、子どもにもらうように促してくださり、うれしかったです。同時に、今回の活動では、自分がまず児童虐待についてよく知ることができてよかったと思っています。

・オレンジリボン運動を通して、子どもなどの弱い、自分の身を守るのが難しい人たちを、地域や個人の理解で守っていく必要を感じた。子どもは育てるのがたいへんだと親が感じる場面があって当然なのに、なぜ、そこで「もう無理」と思ったり、自分の理想通りにいかなくていやになったりするのだろうと疑問に思った。子どもの個性が尊重されない環境はなくなればいいのに・・・。オレンジリボン運動のことをもっと知ってもらって、支援の場を増やすことが大事だと思った。子どもの声に耳を傾けることも大事だと思った。

 

1年生のみなさん、お疲れ様でした。

お話を聞いていただき、足を止めていただいて、

メッセージカード等を受け取っていただいた皆様にお礼申し上げます。

本当にありがとうございました。

 

社会福祉を学び、そして「社会福祉士」「精神保健福祉士」

になることをめざし合格した先輩たちの必死な活動で、

「必死にSOSを出している小さな命」

を救い、支えることができるのです。

辛くて我慢しなくてはならない仕事もたくさんあります。

それでも、このような素敵な仕事を皆さんもめざしてみませんか!!

 

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