グループワークで体験実習に向けての学びを深めています!(その1)



『求められる実習生像』とは

 

四天王寺大学人文社会学部 人間福祉学科健康福祉専攻のHPを見てくれている高校生の皆さん、こんにちは!

人間福祉学科健康福祉専攻では、「社会福祉士」国家資格取得をめざしての実習プログラムが充実しています。2年生の実習指導Aでは、11月の2週間の体験実習に向けての事前学習に取り組んでいます。

今回は、現場で実践されている先生方の特別講義での学びをベースに、『求められる実習生像』について考えてみました。

グループワークは、KJ法といわれる方法を参考にして、最初に課題に出されたレポートをもとに、設定した課題に対して思いつく内容を付箋に一つずつ書いて模造紙に貼り付け、その次にメンバーが書いた発想の似たものを集め、その集まりに名前を付けます。そして、最後に4つのグループそれぞれに『求められる実習生像』としてまとめ上げました。

(高校生の皆さんは、KJ法とは、様々なデータをカードに書き込みグループごとにまとめ、図で示して課題の解決をめざしていく、たとえば、討論に参加している学生たちの自由な発想〔データ〕を整え〔グループごとにカードに書き込む〕、そして、課題の解決をめざしていく方法と想像してください。著名な文化人類学者、川喜田二郎先生が考案されたものです。)

 

・態度面:あいさつ・身だしなみ・積極性など
・健康面:体調を整え、生活リズムを作る
・学習面:目標を明確にして学ぶ

 

・実習前:当たり前に気を配る/知識をつける
・実習中:できて当然の基本姿勢/積極的に学ぶ姿勢/実習ノート/一日の振り返り
・実習後:日誌の報告
・一貫して重要:「秘密保持の理念」

 

 

・実習前/実習中/実習後で分類し、さらに「学び」「基本的マナー」「さらに学ぶための環境設定=準備」に整理しました。

 

・見た目と印象/・自己管理/・学ぶ姿勢/・責任の自覚(守秘義務)に分類し、「求められる実習生像」として、以下のような枠組みで整理することができました。

健康管理できること
②社会人としての基本的マナーを身につけること
学ぶ姿勢で、積極的に取り組むこと
④専門職の倫理・価値としての守秘義務を理解すること

 

11月の体験実習に向けての事前学習では、このように『求められる実習生』
に近づくべく、大切な学びとして自分自身の中に落とし込んでいきます。
大学での社会福祉の勉強に、少し興味を持たれたでしょうか。

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