カナダ留学だより(2)
2022年5月13日
2022年2月27日、国際キャリア学科海外留学等特待生第8期生・9期生の10名がカナダに向けて出発しました。8月まで半年間の研修を行うことになります。特待生たちに、留学にあたっての決心、現地の大学の様子、休日の過ごし方、現地インターンシップの意気込みや様子について、全10回にわたって、レポートしてもらいます。今回は2回目です(前回の記事はコチラ)。第8期生(3回生)に、渡航から2ヶ月が経った今、出発前の想いを改めて振り返ってもらいます。
渡航から2ヶ月!出発前とイマ
第8期生(3回生)
私は、高校生の頃から海外での長期の語学研修に興味を持っていました。理由としては、英語力の向上はもちろん、海外での生活を通じて自分の視野を広げ、人間として成長したいと思ったからです。しかし、長期となると費用が大きくなるのは理解していたので、大学進学の際に出来る限り親に負担をかけずに語学研修に行く方法を探していると、国際キャリア学科特待生プログラムに出会いました。4ヶ月の語学研修だけではなく、1ヶ月のインターンシップも経験できるこのプログラムを見つけたときにはこれしかないと自分の中で確信したのを今でも覚えています。大学入学前から特待生になることを志していたので、大学入学後はその目標に向かって1年生の頃からi-Talkを積極的に活用していました。たとえば、私の場合は1年生の頃からオンライン授業が続いていたので、授業の空き時間などを利用して、i-Talkで行われている無料英会話レッスンを受講したり、先生方にはどのような対策をしたら良いのかなどを尋ね、とにかく自分のできることを頑張っていました。しかし、私たち3年生は新型コロナウイルスの影響によって研修する国や選考の時期、出発の時期が予定当初より大幅に変わってしまいました。1次試験(英語能力判定試験)と2次試験(面接試験)を通過し、無事に特待生に選ばれたものの、どうなるか全く予測できない不安定な社会の状況に対してとにかく不安な気持ちでいっぱいでした。散々、コロナ禍で振り回されましたが、カナダに無事渡航出来ると決まったときには、もちろん嬉しい気持ちが大きかったです。それと同時に、このチャンスを無駄にしないように頑張ろうと思いました。
また、私にとってコロナ禍での渡航を決心するのは大きな一歩でした。世界的に厳しい状況の中で海外に語学研修に行くことは、通常に比べて危険なことと隣り合わせになると理解していたからです。しかし、このような状況で渡航できることは自分の財産になると思いました。せっかくのチャンスを逃したくないと思い、コロナ禍での渡航を決心しました。もちろん、大学の先生方や家族や友人も私の気持ちを優先してくれ、全力でサポートしてくれたからこそ今回のコロナ禍での渡航が実現したと思います。今回のプログラムに携わってくださった方々には本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
カナダ・ビクトリアに来てからちょうど2ヶ月が経ちました。あっという間に2ヶ月が経ってしまい、自分自身でも驚いています。新しい環境にも慣れてきて、最初の頃に比べると英語も通じるようになり、聞き取れるようになったと実感しています。特待生プログラムも残り3ヶ月と、あっという間に過ぎるとは思います。残りの時間も無駄にしないよう自分を信じて1日1日を大切に、学べることをたくさん吸収して、日本に帰った時に成長したと思われるようになりたいと思っています。これからも頑張ります!!!
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