新着任教員(上野舞斗助教)とゼミ紹介
2021年8月2日
みなさん、こんにちは。
国際キャリア学科教員の上野舞斗(うえの・まいと)です。
昨年度、本学に着任しました。
専門は英語教育学、英語音声学です。特に、日本語を活用した英語発音の学び方・教え方や、幕末から現在に至るまでの英語(音声)教育の歴史について研究しています。
担当する授業は、「教科教育法I・II(英語)」「英語教育論」「英語音声学」「英米文化論」「英語圏文化概説」「専門演習I〜IV」などです。
大学では、3年次以降、より専門的な知識技能を獲得するため、自分の興味のある分野のゼミナール(ゼミ)に所属します。国際キャリア学科では、多くのゼミが学生主体の体験的な学びを重視しています。
私のゼミでは、英語教育関連諸分野を学びます。司会から報告まで学生が担当し、司会者は、授業開始から終了まで責任を持って司会の務めを果たします。
毎時、英語力養成のため、担当学生による英文解説が実施されます。担当学生は他のゼミメンバーが理解しやすいよう、さまざまな解説の工夫を行う中で、英語指導の勘所を掴んでいきます。
英語力養成タイムの後は、メインとなる英語教育関連分野の学習です。
夏学期は「中高生にとってフレンドリーな文法(指導)」(学習英文法論)がテーマです。
学期の前半では、英語研究における英文法と学校で扱う英文法の違いとは何かについて、Learning Through Discussionと呼ばれるアクティブ・ラーニングの手法で文献を検討し、理解を深めました。
また学期後半では、「プロの英語教師」による授業映像を観察しながら、授業の流れや指示、課題などに、どのような工夫がなされているか、さらに工夫できる点はないかを批判的に考えています。また時として自分たちで実際に活動を体験してみて、その良いところや問題点について議論を深め、模擬授業につなげていきます。
皆さんも国際キャリア学科で仲間とともに考え、学び、深め、 高い英語運用能力や専門的な知識技能 を身につけてみませんか。
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