2022年度、日韓の学生交流をオンラインで行いました!!
2023年1月24日
2年生の「保育探究演習」の6分野の一つである「多文化保育論」では毎年、本学の保育科学生と韓国の新丘大学の保育科学生が互いの国を訪問し、学生交流会及び保育現場の見学等を行ってきました。
昨年度からは新型コロナの影響によりオンラインで交流を行うこととなり、今年は12名の受講生が、自分たちで交流活動を計画・準備し、2022年10月11日に交流活動を行いました。以下に実際の交流の様子をお知らせします。
1.挨拶と自己紹介
まずはお互いの国の言葉で挨拶をし、自分の名前や好きな物を紹介することで、みんなが笑顔になりました。
「アンニョンハセヨ~♪ チョヌン 〇〇 〇〇イムニダ。チョヌンBTSル ゾアヘヨ」(和訳:こんにちは~♪ 私は〇〇〇〇です。私はBTSが好きです。)
2.日韓の保育文化交流
1)日本:歌遊び「サメ家族」、「グーチョキパー」
本学の学生は、韓国の童謡の「サメ家族」を日本語で歌いました。鍋つかみをサメに見立てて歯と目をつけ、それを手にはめ音楽に合わせてみんなで踊りました。
また、大きなウエーブハンドを使用して、手遊び「グーチョキパーで何つくろ!」をしました。
2)韓国:歌遊び「ひよこ」、「そのまま止まれ」
韓国の学生はとても可愛い歌遊び「ひよこ」と「そのまま止まれ」をしてくれたので、歓声が沸きました。
3.楽しい保育文化(表現活動)
1)日本:「ペープサート・ももたろう」・虹の歌に合わせた「メッセージカード」
本学の学生は、日本昔話の‘ももたろう’を韓国語に翻訳したペープサートを演じました。
そして、皆の思いを込めたメッセージカードを韓国語訳をして「虹」の歌に合わせて伝えました。それを聞いてくれた韓国の友達から大きな歓声が聞こえ、心が伝わったと感じてとても嬉しくなりました。
2)韓国:手作り人形の紹介
韓国の学生たちは、保育科の授業で作った手作り人形を紹介しました。インクルーシブ教材として作った人形であることを聞いて感心しました。
4.質問タイム
日本からの質問は、韓国のおすすめの観光地・食べ物・化粧品等を、韓国からは、同じく、日本のおすすめの観光地や、好きなクレヨンシンチャンのことを質問され、皆がびっくりしました。お互いの共通の話題について共感したり、楽しく学ぶことができました。
交流活動の最後に、今後も連絡を取り合いたいとお互いのSNSを交換したりなど、保育現場に出ていても交流を続け、コロナが終息したら‘会いたい’と言っていましたよ。
5.交流活動後の感想
交流活動に参加した日韓の学生の感想を一部、紹介します。
<韓国新丘大学学生の感想の一部>
・今日はとても楽しく良い時間となり、とても良かったです! 次にもまた、このような時間があることを待ちたいです!とても感謝します 🤍
・日本語を話したことがなくて、とてもドキドキしましたが、ZOOMを通して四天王寺大学短期大学部保育科の友達と一緒にできた時間が長く記憶に残りそうです!実際に会えることになれば、もっともっと良かったなと、思いましたㅠㅠㅠ!今回の交流に参加できてとても幸せでした 。
・日本の大学の友達と会話できることがとても新鮮で不思議な経験で、とても有意義な時間でした。このような交流を準備してくださった先生、多様な活動を準備してくれた日本の友達に本当に感謝します。💛💛
・同じ保育科なので、共感できることが多く、期待も大きかったです。実際にZOOMで会ったことでより楽しくてとても良かったです!最後に、保育科の活動の写真を見ることができてとても良い経験になりました。ありがとうございます!!😊
・コロナによって直接会えないことが残念でしたが、ZOOMで会えて、互いの言語でいろんな活動の準備をして一緒に交流できてとても楽しかったです。このような交流の時間と経験ができて、とても感謝します❣
・普段は絶対経験できない、日本の友達に会えることができて、とても楽しかったです。日本の文化と言語を学ぶ機会をくださった先生、みなさんに感謝します。
<本学の保育科学生の感想の一部>
・多文化保育の授業を通して、たくさんの異文化について学ぶことができました。韓国の保育学生さんとも交流することができ、すごく楽しかったです💕
・多文化保育の授業を受けて様々な国の保育の支援について学びました。また、韓国の学生の方と交流するために、韓国語を勉強したり、準備をしてとても貴重な時間になりました✨
・多文化の授業を通して異文化について考えることができ、様々な文化を大切にする保育について学ぶことができました。韓国の学生との交流も初めての体験ですごく楽しかったです!
・初めて韓国語で自己紹介をしたり、ペープサートを読んだりしたのですごく難しかったけど、シング大学の皆さんに伝えることができてうれしかったです。
・多文化保育の授業で、様々な国の保育について学ぶことができて沢山の驚きと発見がありました。韓国には行けませんでしたが、Zoomでシング大学の皆さんと交流することができて楽しかったです♡
・多文化保育を行っている園の現状を知ることができた。先生の考え方1つで子どもたちの捉え方も大きく変わる。家庭に合わせた支援を考えていく必要がある。
・授業を通して、様々な国の保育について学ぶことが出来ました。交流会をするために、韓国語や手遊びを練習して貴重な経験になりました♡
<保育科公式インスタグラム>
短期大学部保育科では、公式ホームページに掲載しきれないたくさんの写真と学科の日常を公式インスタグラムで紹介しています。「普段着」の保育科について興味のある方は下記QRコードから是非一度覗いてみてください 。
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