短期大学部 保育科 -最新情報-

日韓の学生交流活動をオンラインで行いました。

 保育科では、保育者としての実践力をより高めるため、2回生の学生が自らの興味や関心に応じて保育テーマを選んで、仲間と一緒に主体的・協同的に学ぶ「保育探究演習」科目を設定しています。その一つのテーマとして「多文化保育論」があり、毎年、本学の保育科と韓国の新丘大学の児童保育科の学生は、お互いの国を訪問し、学生交流会及び保育現場の見学等を行っていましたが、今年は、新型コロナの感染の拡散により、オンラインで交流活動を行うこととなりました。

 本科目の受講生(10名)は、交流活動を計画・準備をし、7月7日(火)に交流活動を行いました。(本活動においては、日韓の大学ともに、新型コロナ感染予防のために消毒の徹底及びソーシャルディスタンスを取る等の感染予防対策を取った上で行いました。)

活動の準備の様子:忍者の頭巾の巻き方を練習しよう!

 

実際の交流活動

 

1.挨拶と自己紹介

 お互いの言葉で挨拶と名前を紹介することで、心がなごみ、みんなが笑顔になりました。

 「アンニョンハセヨ~♪♪ チョヌン 〇〇 〇〇イムニダ。」

 自己紹介後には、韓国の童謡の「幸せなら手を叩こう!」を替え歌にして韓国語で歌いました。

 


2.日韓の保育文化の交流 ⓵手遊び(日本)

 日本の伝統や文化を取り入れた手遊びの「忍者の作り方」、「もちつき」をしました。
 韓国の学生たちは、特に忍者の頭巾の巻き方に興味津々で見ていたり、手遊びを一緒にしながら楽しみました。

 

3.日韓の保育文化の交流② 手遊び(韓国)

 韓国の学生たちは、子どもたちが好きな「数10の手遊び」をしましたが、指の数え方が日本と違ったので、最初は難しくて苦戦していました。そうすると、優しくゆっくりと教えてくれました。できた時には、みんなで歓声をあげました。

 

 

4.歌(演奏)・ダンス(日本)

 日本では、マリーゴールドの歌に合わせて楽器の演奏とパプリカのダンスをしました。マスクをしながら歌うのは大変でしたが、韓国の学生が楽しく一緒にしてくれたので、オンラインを通してでも一つになれるという喜びでより楽しさが増しました。

 

 

4.歌(演奏)・伝統文化紹介(韓国)

 韓国の学生たちは、日本の童謡の「カエルの歌」をかわいいリズム表現をまじえて日本語で歌ってくれました。ウクレレを弾いて伴奏してくれたことに驚きました。そして、韓国の伝統衣装や楽器を紹介してくれました。

 

 

5.質問タイム

 質問タイムでは、お互いに幼保一元化の状況について質問を考えていたことに驚きました。保育者として、日韓の共通課題である幼保一体化施設である「認定こども園」について質問し合い両国の保育情報を得ることができました。そして、韓国の保育園の様子を写真で見せてくれたのですが、保育園の子どもたちがコンピューターをしていたり、自然豊かな園庭等の保育環境にみんな驚きました。

 

 最後の質問タイムでは、お互いの関心事(韓国女性のお肌がきれいな秘訣とは・好きなアイドルとは、等)のことを質問し合い、共通の話題について共感したり、楽しく学ぶことができました。

 

 <交流活動に参加した日韓の学生の感想を一部、紹介します。>

 

韓国新丘大学の学生

  • 我が大学と姉妹を結んでいる四天王寺大学の学生たちと、コロナで直接には会えなかったけど、オンラインで会うことができて有意義な時間を過ごすことができました。
    四天王寺大学保育科の友達が準備してくれた布を利用して忍者に変身した姿と、お餅を作る過程を手遊びで面白く教えてくれました。その他、いろんな歌やリズムを通して、言語は異なるけど、お互いの文化を疎通し合い、交流できることを感じることができました。(キムさん)
  • コロナによって直接会えないけど、映像を通してでもお互いの心を伝えることができ、良かったです。私たちが準備した内容を楽しく一緒にしてくれたり、質問に一所懸命に答えてくれた日本の友達を見て、学びの姿勢についても考える時間になりました。この状況が落ち着いたら、直接会って、今回映像交流でできなかった話をもっとしたいです。今日、本当に楽しくて、このご縁がこれからも継続していくことを願います。(チェさん)
  • コロナにより、直接会えなくて、もどかしかったけど、それでも画像を通してお会いできてとても良かったです。互いに準備した手遊びや歌を一緒にしながら楽しい時間でした。
    日本の友達が布で忍者のように変身して歌ってくれた活動では、日本の忍者の文化について知ることができ、変身する過程をはじめて見たので、不思議でした。準備した活動を、最善を尽くして見せてくれて、また質問に対して親切に答えてくれた四天王寺大学の学生たちに感謝します。また、機会があれば、日本の学生たちと、もっと話したいです。良い機会を準備してくださった先生方に感謝いたします。(ソンさん)

―以上、本学教員(韓)が翻訳-

本学の保育科の学生

  • 自分が知らないことが沢山あり、興味が湧きました。韓国の学生がとても明るく、コミュニケーションをとりやすく保育者になる立場として参考になりました。日本語を使ってくれる喜びを知り、多文化により良い興味を持ち、他の国についても知りたいと思いました。(Aさん)
  • 言葉が伝わるのか、日本のことを上手く伝えられるのか不安でしたが、・・中略・・始まった瞬間からフレンドリーに接してくれたので安心して進められました。韓国の文化だけではなく、保育園の様子や施設の設備も見させてもらいました。今まで知らなかったことを知れて良い機会になりました。(Hさん)
  • 日本では中々見ない保育環境での保育に驚きました。1時間半という短い間の交流でしたが、とても内容の濃いものとなり、最後のお別れが寂しかったです。ト マンナヨ!(Mさん)
  • 「伝えようとする」ことが何よりも大切なことなのだ、ということを実感することができ、相手を思いやることができる、そんな保育者になりたいと改めて強く思いました。普段の授業では得ることができない感情が芽生え、多文化保育を選択して良かったなと思います。(Wさん)

     今年は、日韓の学生のオンラインを通しての交流となりましたが、本活動に一所懸命に準備し、言葉の違いを超えて心が通じ合い、また、笑顔があふれる楽しい活動になりました。国や文化が違っても、お互いを配慮する心の優しさに感動しました。日韓相互の学生の多文化体験活動交流を通してお互いを配慮する心の優しさや文化の多様性について学修することができました。


    新型コロナが終息し
    来年には、日韓相互に訪問をして交流できることを願っています。

    【関連リンク】

    →短期大学部 保育科の学びについてはこちら

     

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