絵本との出合い~「こども本の森 中之島」を訪問しました~



大学での学びはキャンパス内に留まりません。

教育学部教育学科幼児教育保育コースの田辺ゼミの学生は、大阪市にある「こども本の森 中之島」を訪問しました。

「こども本の森 中之島」は、建築家の安藤忠雄氏が大阪市に寄贈した文化施設で、乳幼児から楽しめる絵本や幼年童話だけでなく、小説や図鑑、自然科学書なども所蔵されています。

 

壁一面に絵本等が配列されるなかで、館長様に施設の概要や施設運営の想い、子ども(ときには大人も)と絵本等との出合いをどのように考え実践しているのかなどをお話しいただきました。

絵本は乳幼児の育ちに欠かすことのできないもので、保育現場や家庭ではふれる機会が多いものです。

その絵本とどのように出合うのかは、人によってさまざまですが、この日訪問した学生は「はじめて目にした絵本」「自分が小さいころによく読んでもらった絵本」「実習先の園で子どもたちに読み聞かせした絵本」などなど、さまざまな絵本との出合い(出合いなおし)がありました。

 

また、大人向けの文学作品との出合いもありました。

学生からは次のような声も聞かれました。

・タイトルは知っていたが中身を見る機会のなかった絵本をじっくりと読むことができ、新たなおもしろさの発見があった。

・利用する親子の様子を観察し、子どもが自ら絵本を選ぶ姿を見て、どういった絵本に興味があるのかを知ることができた。

・子どもは大人の想像を超えてさまざまなことに興味をもつだろうから、英語で書かれた図鑑やファッションの本など、一見すると「子ども向け?」と思えてしまうものも、子どもの興味関心を刺激するおもしろい環境だろうと思った。

 

今回の訪問を通して、改めて絵本や文学作品のおもしろさを実感することができたと思います。

貴重な学びの場を提供くださった「こども本の森 中之島」の職員の皆様、ありがとうございました!

【関連リンク】

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