救命講習を行いました!
2022年7月29日
教育学科では「いい先生」をめざして様々な教育活動に取り組んでいます。 幼児教育保育コースでは、保育士資格取得に必要な保育実習Ⅰ(施設)を 3年生の8月頃に行っています。この実習では、児童養護施設や乳児院、 障がいのある子どもの施設、母子生活支援施設などの児童福祉施設で 実習に取り組みます。 児童福祉施設は、子どもたちが生活する場であるとともに、 生命を守る場でもあり、施設では子どもたちの安全や安心のために 様々な支援や工夫など行っておられます。 今回は児童福祉施設における安全を学ぶため、今年度に施設実習に参加する 学生を対象に、実習事前学習である「保育実習指導Ⅰ(施設)」において、 柏原羽曳野藤井寺消防組合による救命講習を実施しました。
救命講習の1日目には、本学の人文社会学部人間福祉学科を卒業され、 現在は救急救命士として活躍されている九埜雄祐さんなどに講師として お越しいただきました。 卒業生のレクチャーということもあり、学生は親近感を持っている様子でした。
生命を守る第一線で活躍されておられる救急救命士のみなさんからの 講義や演習を熱心に受講していました。
【受講後の学生の感想】(一部)
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もしものために、救命講習を受けることができて良かったと感じる。グループで人形を使って試してみるときも、本当に何かがあった時を想像しながら行うことができた。
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相手が子どもの場合の場面でも出会うかも知れないので、咄嗟に自分が助けるというくらいの気持ちを持つことが必要だと感じた。
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今回の実習では、障がいを持っている子どもがいたりするので、より気を引き締めて実習に取り組まないといけないと思った。
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私自身が保育者になった時には子どもの命を助けなければならない場面がある可能性が高いため、園のAEDがある場所をあらかじめ知っておくことやその場で冷静な判断が出来るように知識を身に付けておくことで子どもの命を救うことに繋がるのだと感じた。
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保育現場などで起こりうる可能性も高いため落ち着いて行動し、手当てする子どもだけでなく、周りにいる子どもにも気遣いができるようにしたいと感じた。
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今まで救命講習を受けたことがあっても、心肺蘇生やAEDなどの 救命処置はどこか他人事として捉えていたけれど、心停止してしまった人の近くに居合わせた人の処置によって助けられるということや、将来園で子どもが喉に異物を詰まらせたり心停止してしまったりした場合などに助けられるのは保育者だけだということを改めて認識することができた。
実習に限らず、将来「いい先生」「いい保育者」になれるように、
これからも子どもの支援に関する知識・技術を身につけていきます。
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