保育インターンシップに向けて、感染症対策について話し合おう!
2020年10月19日
教育学科幼児教育保育コースでは、4年間の学びの中で実習をはじめ幼児教育・保育現場での経験を踏まえて、「いい先生」になるためのカリキュラムがあります。この中で2年生には保育インターンシップとして1年間、週1回の割合で幼稚園や保育所、認定こども園などに訪問します。しかし本年は新型コロナウイルスの影響で大学の授業が制限され、また保育インターンシップ先の子どもたちや保育現場の先生方への感染症対策から、保育インターンシップの形態を変更せざるを得なくなりました。
冬学期に入り、学生から可能であれば幼児教育・保育現場を体験したいという希望などがありました。このことからも大学としても検討し、新型コロナウイルスの流行状況を踏まえながら、幼稚園や保育所などにご協力いただき、学生が11月に1日訪問し、保育の体験をする計画を立てています。
それに向けて、10月14日に事前学習として感染症対策について授業で話し合いました。この中で長年にわたり幼稚園や幼児教育の現場で勤務された本学の小磯久美子先生から、幼児教育・保育施設での子どもの生命や生活を守ることの大切さや、現在の感染症対策の取り組みについて講義していただきました。
その後、学生は対面授業とオンラインの各グループに分かれて、幼稚園や保育所などに訪問するとすればどのようなことに自分たちが気をつけないといけないのかということや、感染症対策として取り組めることなどについて意見交換しました。この中で手洗いやうがいなどの基本的な取り組みから、訪問前に向けて人混みのところを避ける、アルバイト先で注意することなどさまざまな意見が出されました。その後、各グループから出た意見を全体共有し、最後に先生方から感染症対策のポイントなどについてコメントがありました。
子どもたちやそのご家族、幼児教育・保育現場の先生方、そして学生自身の安全を第一に考えつつ、これからも子どもたちとの出会いを大切にしていきます。
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