教育学部 教育学科 幼児教育保育コース
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《 ハローナーサリー 》が始まりました

  幼児教育保育コースでは、1年生から実地体験ができるように、新しく《ハローナーサリー》 という科目をカリキュラムに加えました。

 《ハローナーサリー》 とは、大学に隣接する悲田院保育園での実習です。

 幼児教育保育コースの1年生が3クラスに分かれて、半日だけ実習させて頂くのですが、第1回目として23名が10月24日に実習に参加しました。当日は、学生がそれぞれ希望する1歳児~5歳児のクラスに3~5名ずつに分かれて、実習させていただきました。

 保育園に着き着替えを済ませた後、保育園の主任の先生から、「教室に入って子どもの前に立てば先生ですから、ことばづかいや振る舞い方に注意してください」など子どもとの関わり方などについて説明を受けてから、各クラスに案内していただきました。


1歳児クラスでは、音楽にあわせてみんなでダンス。

1歳児クラスを体験した学生の感想です。

「一冊の本を皆で見ていても、1歳児は友だちと一緒に見るという感覚はまだ持っていないというのを実際に見ることができました」

「一歳児は、特に一人ひとりの発達段階に差があり、総じて、ことばで自分の気持ちを十分に伝えることが難しいので、保育者の関わり方が他の年齢の子どもより大変な面もあることがわかりました。」

「食事の時など、子どもができることは一人でさせるが、手助けが必要な場合もあり、その見極めがとても難しいと思いました。」

 当日は途中で雨が降りだしましたが、雨が降るまでの間、2歳児以上の子どもたちは、園庭での遊びを楽しみました。
ドングリ拾いをする子、いろいろな遊具で遊ぶ子や三輪車に乗る子、鬼ごっこをする子、年齢によって遊び方もさまざまです。学生も子どもたちに寄り添い、一緒に活動しながら一時をすごしました。

2歳児クラスを体験した学生の感想です。

「最初は、子どもが伝えようとしていることや気持ちを汲み取ることが難しかったけれど、一緒に過ごすうちに、子どもの言うことが理解できるようになり、また、私が言ったこと分かってくれて、子どもが心を開いてくれたという手ごたえが感じられてとても嬉しくなりました。」

「2歳児は目を離すと大人がびっくりするような行動をすることも多いが、先生は忙しくても、一人ひとりから目を離さず、園児それぞれにあった伝え方を模索していく努力も必要だと思いました。」

 

3歳児クラスを体験した学生の感想です。

「自由遊びの後、音楽が流れ始めると、「おかたづけだ!」と言いながら自主的におもちゃなどをかたづけ始めたのには驚きました。」

「子ども同士がけんかをした際に、先生は二人の言い分を聞いて、まず言い分を受け入れた上で、自由遊びをした後、音楽が流れ始める、してはいけないことを分かりやすく伝えておられたのを見て、保育者はあくまで仲裁役であるべきと勉強になりました。」

4歳児クラスを体験した学生の感想です。

「子どものほうから話かけてくれたり質問してくれたりしてとても嬉しかったです。子どもと一緒に活動を楽しむなかで、教えられることも多く、4歳児になると自分の意見をもち、それを上手に伝えられることに驚きました。」

「子どもに対する先生のことばがけや関わりかたを見て、子どもの成長を認め支えるという保育者の存在の大切さについて深く理解することができました。」

「園庭で子どもと遊んでいる時に、先生からアドバイスを頂きました。先生は子どもだけでなく実習生もしっかり見ていて下さっていました。やはり保育者は、人一倍周囲をみて行動する必要があると思いました。」

5歳児クラスを体験した学生の感想です。

「5歳児は自ら考える力があり人の話をしっかり聞いて、クラスの仲間にも気を配ることができるんだと感心しました。先生も考えさせるような声かけをしたり指示を出したりしておられました。」

「5歳児になると、先生の援助なしでもほとんどの事が一人でできます。自由遊びの時に、遊び道具をめぐって取り合いになっても、自主的に譲り合ったり使う順番を決めたりして子どもたちは自主的に解決しているのを見て、貴重な体験ができたと思いました。先生は何かあった場合、子どもが自分たちで解決するまで見守っておらましたが、見守るという行動が子どものより良い成長に繋がるのだと改めて学ぶことができました。」

 

 年齢ごとの子ども成長と、それにあわせた保育者の関わり方を学ぶことができました。
実習させて頂いた日は、ちょうど10月生まれの子どものお誕生日会でした。外遊びを楽しんだ後は、子どもたち全員がお遊戯室に集まり、全員で歌を歌い、先生方は手品を披露されていました。

 お誕生日会の後はそれぞれの教室に戻って粘土遊びや音楽にあわせてゲームなど、年齢にあわせた活動をした後、昼食の時間になりました。

 9時から12時までの実地体験でしたが、学生にとっては学ぶことの多い有意義な半日となりました。  
 この日の体験を通して、今後どのような学びが必要か具体的に知ることができたと同時に、幼児教育に携わっていきたい、保育者になりたいという気持ちが一層強くなったようです。
 この気持ちを忘れず、これからも「いい保育者」になれるよう学んでほしいと思います。

 

 《ハローナーサリー》を終えて、2年生からは半年間の《幼稚園インターンシップ》、その後、ボランティアとして幼稚園や保育園での体験を重ねるとともに、《保育実習》や《施設実習》、《幼稚園実習》などの実習を通して大学での学びを実践力に繋いでいきます。そして、実習で見つけた課題を自ら解決するために、さらに大学での学びで得た知識を保育現場で実践できる保育者をめざします。

 11月の後半には、残りの2クラスがそれぞれ《ハローナーサリー》に参加する予定です。

 

【関連リンク】

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