羽曳野支援学校との音楽交流♪音ゲー×ハンドベル⁉



羽曳野支援学校との音楽交流🎵
音ゲー×ハンドベル⁉

大阪府立羽曳野支援学校(本校)の児童・生徒の皆さんと音楽交流が出来ました♪
会場は、羽曳野支援学校の体育館です。

プログラムは、自己紹介をした後、羽曳野支援学校の児童・生徒による≪きらきら星≫の演奏からスタートしました。メインの楽曲は、《命の奇跡-Song of Life 》(作曲:村松崇継)です。演奏時は、児童・生徒・ゼミ生が1つになって一緒に演奏することが出来ました。

長く支援学校に勤務されていた土口先生からご紹介頂いた大阪府の2校の支援学校の先生方から、たくさんのことを教えて頂きました。

 ①事前学習 

羽曳野支援学校の先生方からは、病弱教育の他、学校に通われている児童・生徒の学校生活の様子や児童・生徒の気持ちや関わり方などについて、丁寧に教えて頂きました。

 

 ②「動く楽譜」の制作 

誰もがすぐに演奏できる“仕掛け”として、音ゲーのアイデアを取り入れた「動く楽譜(アニメーション楽譜)」を制作しました。

この「動く楽譜」は、すながわ高等支援学校の音楽科の岩野牧人先生が開発したもので、楽譜が読めなくても、リズムが分からなくても、鳴らすタイミングと長さが一目でわかる楽譜です。

「動く楽譜」をつくることは想像した以上に大変でしたが(1小節ごとに1スライドのPPTを作成するため)、「動く楽譜」が完成した時は、何ものにも代えがたい感動が生まれました!!

 ③リハーサルと指導案の練り直し 

現地に行って通しのリハーサルを行いましたが、多くの課題が見つかりました。直前になって、指導案も「動く楽譜」も練り直す必要がありましたが、支援学校の先生方にアイデアを頂きながら、学生たちは昼休みや放課後に集まり、Zoom会議を繰り返して準備をしました。羽曳野支援学校でもハンドベルの練習をして、交流会に向けての児童・生徒の気持ちを高めていただきました。

 ④当日 

はびきの医療センターに入院されている児童・生徒の皆さんは、コロナ感染対策のため保護者と面会することも制限された入院生活を送っており、そのため学生たちも2週間の行動制限と厳しい感染対策を行い、ワクワクしながら当日を迎えました。

当日ギリギリまで準備したお陰で、参加頂いた児童・生徒・教職員の方々に楽しんでもらえ充実した時間になったと思います。

※当日の様子は、羽曳野支援学校のHPからもご覧頂けます

https://www.osaka-c.ed.jp/blog/habikino-y/BLOG-NAME/2022/12/16-226128.html

【学んだことや成長したこと (一部抜粋)】

  • 僕らの成長点は、自分の得意なことを分担し、そこで躓くことがあれば“全員で”考えて解決できたことです。今回のプロジェクトでは、チーム力や連携力一番成長できました!
  • 準備はすごく大変でしたが、それ以上に「子どもたちに喜んでもらいたい、楽しんで欲しい」という視点を共有することの大切さを実感しました。このプロジェクトを通して「誰かのために」という事を意識して準備する事の大切さを学べました。
  • 多くの先生にたくさんの助言を頂き、全員が得意分野を発揮できたのが良かったです。
  • 成長したと思うところは、自分から意見を出して行動できたことです。妥協せずにみんなと話し合いながらリハーサルよりも良いものを作ることができたことが、とても嬉しかったです。
  • 羽曳野支援学校の子ども達と学生で16音を奏でた「生命の軌跡」は間違いなく世界に1つだけの演奏になったと思うし本当に楽しかったです。

楽しい時間を共有させて頂き、ありがとうございました♪

3回生:江野島、中島、星野、松尾、松川、森岡、八嶋、山本、歌坂
(2022年度 坂本ゼミ)

自治体等の地域貢献に参加したい方は、下記までご連絡ください。

連絡先:四天王寺大学 地域連携推進センター
072-956-3345
exten@shitennoji.ac.jp

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