夏休みの実験活動を報告します♪ Part1



佐藤ゼミでは、今夏、6つの実験活動を無事に終了することが出来ました。
活動の様子について、ゼミ生から3回に分けて報告します。

2022年7月23日(土)四天王寺大学理科室にて「ひらめき☆ときめきサイエンス」を開催しました。この活動はJSPS日本学術振興会主催の中高生向け実験教室として、本学では6回目の実施となりました。リピーターの方の参加もあり、実験をとおして1年に一度の楽しい出会いを頂いています。活動には、佐藤ゼミ3回生6名がアシスタントとして活躍し、参加者の中高生をサポートしながら楽しく次のよう活動を行いました。以下、アシスタントの学生からの報告となります。

 ひらめき☆ときめきサイエンス

報告:合田  真希・西本  朱里

実施内容は次のとおりです。

実験① micro:bitを使った簡単なプログラミングの練習

実験② 身の回りにある固体の電気伝導性をmicro:bitで調べよう!

実験③ ダニエル電池を作って、電圧変化を micro:bit で調べよう!

お昼休み Kahootクイズ大会

実験④ 備長炭電池をつくり、ミニカーを走らせよう!

実験⑤ 電池で動くドローンの飛行をプログラムしよう!

実験⑥ 電池で動くロボットカーの走行をプログラムしよう!

最後にKafootを用いたクイズ形式で実験結果のまとめと意見交換を行いました!

 

 

活動はmicro bitのプログラミング導入体験から始まりました。初めてプログラミングを体験する中高生が多く、初めは上手くいかなかったり、作業に苦戦したりした子もたくさんいましたが、学生アシスタント全員でサポートし、スムーズに活動を進めることができました。苦戦していた子もパターンを理解してプログラミングを楽しむことが出来ました。

電気が流れるもの、流れないものをmicro bitで電気が通っているか確認もしました。「これ電気通ってる!」「こんなのは電気通るかな?」など予想し、子どもたちはたくさん話してくれました。

ダニエル電池で回るプロペラ

左はダニエル電池の実験器具の組み立て中! みんな真剣に取り組み、完成した時の笑顔、

そしてダニエル電池の性能を「micro:bit」を使って調べ、自分の作ったプログラムの結果に子どもたちは嬉しそうに、興味深く観察していました。

 

次に、備長炭電池を使ってミニカーを走らせる活動では、身体も動かしながら楽しむことができ、中高生も夢中でミニカーを追いかけていました。「どうすればもっと速くなるのかな」「だんだんスピードが遅くなってきた・・・どうしたら良いのかな?」と考えて取り組みました。

備長炭を使った空気―マグネシウム電池を搭載したミニカーを作製!

ミニカーが廊下を走ります!

 

お昼休憩にはパン・サラダ・ジュースでお腹を満たし、午前中に頭を使って疲れた身体を休めました。昼食後は、それぞれのスマートフォンやタブレットを使い「Kahoot!」で科学クイズ大会に挑戦!4択から正解を選ぶだけでなく、回答のスピードまでもポイントとなり瞬発力も求められます。予想していた答えと違い「え〜知らなかった!」という声も聞こえてきました。楽しいひと時でした。

学生アシスタントによるKahootクイズ

 

お昼からは、ドローンとcute botに触れました。備長炭電池で動くミニカーよりももっと大きいドローンとcute botにワクワク。2つの班に分かれて入れ替え制でそれぞれを体験しました。ドローンを初めて見た参加者も多く興味津々。学生アシスタントがお手本を見せた後タブレットを渡すと子どもたちは次々にプログラミングを自分たちで行って、ドローンの動きを見て楽しんでいました。

新型コロナウイルスが猛威を振るい、参加者の方・アシスタント共に申し込み時よりも人数がかなり減ってしまいましたが、感染対策にも留意して無事に終えることができ本当によかったです。学生アシスタントも、この1日を通してたくさん学ぶことができました。今回の経験を活かし、今後も科学の楽しさを伝えていきたいと思います。

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