坂本ゼミ:遠隔教育実習をオールイングリッシュで挑戦!♪日本の楽器とオリジナルの《古墳音頭》を教えました ♪
2022年6月7日
坂本ゼミ:遠隔教育実習をオールイングリッシュで挑戦!
♪ 日本の楽器とオリジナルの《古墳音頭》を教えました ♪
坂本ゼミに所属する3・4回生の学生(17名)が、オールイングリッシュで「日本の音楽・文化を教える」遠隔教育実習プロジェクトを実施しました。対象者は、ハワイ州オアフ島にある私立プナホウ校の小学部2年生、2クラスの子ども達です。授業のきっかけは、プナホウ校の教員から「子どもたちに日本の音楽を教えてほしい」という要望があったからです。教科書に「日本の音楽」を学ぶ単元があり、その時間を本学の学生が担うことになりました。
※Punahou小学校:https://www.punahou.edu/(肖像権:承諾済)
ハワイとの時差が19時間あるため、午前7:45~からと早朝のスタートとなりました。
1クラス目:午前7:45~8:15
2クラス目:午前8:30~9:00
「Do you know “KOFUN” ?」
ゼミで考えたオリジナル曲、《古墳音頭》Bon Danceバージョンも教えました。
♪《Kofun Bon Dance 古墳音頭》
♪土器~~が どき どき~~♪
♪ 埴~~輪 にわ にわ~ ♪
♪ 最後は、歌舞伎ポーズで「やぁ~」♪
授業で意識した点は、「対面」でしか出来ないことを実施することでした。そこで、事前に出来ることはYouTubeにアップし、対面で教えたい内容に絞って授業を計画しました。
♪日本のうた を一緒に歌っているところ
ハワイの子どもたちに「日本の音楽」を教えるには、ゼミ生自身が自国の音楽について理解する必要があります。加えて、英語で教えるためには、何度も指導案を練り直し、リハーサルを繰り返す必要がありました。
ハワイの子どもたちからの思いがけないレスポンスにも対応できるよう、子どもたちを想定して、いろいろ悩みながら指導案をつくりました。
だからこそ、子どもたちが喜々として楽しんで授業に参加してくれると安堵の気持ちになりました。
【うれしかったこと】
・子どもたちがとても喜んでくれたことです。声をだして反応してくれたり、拍手をしてくれたりした時、苦労がぱぁっと吹っ飛びました!
・納得できる指導案をつくって授業が成功したことです、自分たちが説明したことが、相手に伝わったことがとても嬉しかったです。
・最初は、メンバー全員が不安でした。でも、不安なことをみんなで一緒に乗り越えることができたから、いっそう嬉しさが増しました。
【成長したこと】
・当然のことですが、相手の反応に応じて「どういう英語が伝わりやすいのか?」を考える癖がつきました。これは、海外の子どもたちだけでなく、日本の子どもたちにも共通に大切なことだと思います。
・日本の音楽に興味をもってもらえたことです。私自身、箏や三味線、和太鼓を演奏したことが無かったのですが、この機会に演奏できるようになりました。自分たち自身がもっと日本のことを知ることが大切だと思いました。
・「異文化の子どもに音楽を教える」という経験は、普通では出来ない経験だと思います。
準備は大変でしたが、一人ひとりの経験から得られる学びは本当に大きいものでした。
ハワイの先生からのメッセージです。
Thank you sooooooo much! We LOVED the session and sending us the video clips in advance worked so well. The children were very involved and enthusiastic.
Please let your students know we had a great time, both in person and on the recording! We appreciate all of their hard work and YOURS.
“well done! And mahalo nui loa!!”.
Me ke aloha,
ゼミ生の進路は、幼稚園・小学校・中学校の教員、保育士や企業ですが、今回の経験は
どんな未来にも活かすことができる
と確信しています。
mahalo nui loa!!! マハロ・ヌイ・ロア♡
(ハワイ語で「どうもありがとうございます」の意味)
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