もっともっとルワンダの子どもや先生と交流したい!! 音楽×国際交流☆
2021年12月16日
「Muraho~(ムラホ:こんにちは)」 ルワンダ語が飛び交う中、交流がスタートしました。
このプロジェクトは、グローバル教育センターi-Talkが主催する国際交流活動である ↓「世界とつながる!オンラインプログラム」↓ の一つです。
アフリカのルワンダ共和国の首都キガリで、シングルマザーの雇用創出と生活向上を目指すソーシャルビジネス「KISEKI」を運営されている大阪出身の山田氏と(株)PADECO・教育開発部の杉山氏に、坂本ゼミで講演いただいたご縁で本プロジェクトが実現しました。その「KISEKI」の幼稚園に通う園児たち(年長組)が、今回の交流相手です☆
授業は、英語を中心に、ルワンダ語の単語もいくつか使って行いました。授業の計画段階では、どうしたらルワンダの子どもたちがわかってくれるかを想像し、「目でみてわかる」・「聞いてわかる」工夫を考えました。
①ジェスチャーゲーム
知識や発達段階を想像し、ルワンダの子どもたちに馴染みがある動物を調べて、ゴリラや象などを題材にしたクイズをしました。子どもたちは「ingagi!(ゴリラ)」や「inzovu!(象)」のジェスチャーをしながら応答してくれました。
②富士山の「ちぎり絵」
日本文化の一つである「ちぎり絵」を子どもたちに教えました。
話し合いの段階では桜や寿司をつくることも検討しましたが、折り紙を細かくちぎって作品を作るのは難しいと考え、富士山の「ちぎり絵」をつくることにしました。
うちわの使い方を伝えると、子どもたちから「火を起こすのに使える!」という声があがりました。ルワンダでは「お皿」で煽いで火を起こしている家庭が多く、「お皿よりうちわの方が軽くて使いやすい」「持って帰りたい」と大喜びでした。
③わらべうた《なべなべ》
「そ~こがぬけたらかえりましょ♪」の、手を繋いだまま「ひっくりかえる」部分がとても難しかったです。2人・6人・全員と人数を増やしていって、みんなで盛り上がりました。
④ルワンダの子どもたちの歌
ルワンダの子どもたちから歌のプレゼントがありました。次回はぜひ教えてもらって歌いたいです。
学んだことや成長したこと(一部抜粋)
・画面越しの交流でも、子どもたちがすぐそこにいるような感覚で、離れているということを忘れるぐらい近い距離感で交流ができました。子どもたちがとても可愛かったです。
・異文化の子どもだったので、相手の行動や状況を想像し、何パターンも準備する必要があって大変でしたが、この経験は何ものにも代え難く、大きな財産になりました。
・「とにかくやってみる」精神は大事ですが、「やるには準備がすべてだ!」ということを痛感しました。
4回生:高倉、千葉、仲田、長野、西川、納所、福山、藤森
3回生:池尾、大田、小野、正膳、高橋弘大、高橋真子、松井、福井 (2021年度 坂本ゼミ)
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