「環境保健学」(養護教諭専門科目) 受講生の環境保全への取り組み:フードロス第2弾!



    保健教育コースの学生は、熱心に学び、考え、課題を発見して活動する意欲ある学生ばかりです。前回のブログで紹介した「環境保全活動:フードロス対策第2弾」として、今回は、本コース4年生・登ななみさんの実践を紹介いたします。ぜひ皆さんもこの実践を試してみてください。

   実践者(登ななみ)からの声

 食品廃棄物のうち、食べ残しや売れ残りなど本来食べられるのに捨てられてしまう食品のことを「食品ロス」と言います。大量の食品ロスの発生は温暖化問題や将来起こると危惧されている食糧不足問題に影響を与えるとして、世界中で問題視されています。私は食品ロスの発生要因のひとつである食材の過剰除去(野菜の皮の剥きすぎなど)を減らすための実践として、普段捨ててしまうことの多いブロッコリーの芯とニンジンの皮を使ったレシピを考案しました。

 

ニンジンの皮のきんぴら

材料(2人前

・ニンジンの皮 1本分

・砂糖    小さじ1

・みりん   大さじ1

・酒     大さじ1

・醤油    大さじ1

・ごま油   小さじ1

・白ごま   少々

 

①ニンジンの皮を食べやすい大きさに切る。

②フライパンにごま油を入れて火をかけ、ニンジンの皮を炒める。

③油がまわったら調味料を加え、さらに炒める。

④汁気が減ったらお皿に盛り付け、白ごまをかければ完成。

 

 

 

ブロッコリーの芯のマフィン

材料(6個分

・ブロッコリーの芯 60g

・薄力粉 200g

・ベーキングパウダー 小さじ1.5

・牛乳 65ml

・無塩バター 100g

・砂糖 100g

・卵 1個

 

①ブロッコリーの芯は牛乳と一緒にミキサーにかけ、ペースト状にしておく。

②ボウルにバターと砂糖を入れてハンドミキサーで混ぜ、白っぽくなったら卵を加えて、均一に混ぜる。

③薄力粉とベーキングパウダーをふるいながら加え、ゴムベラで混ぜる。

④なめらかになったらペースト状にしたブロッコリーの芯を加え混ぜ合わせる。

⑤グラシン紙を敷いた型に入れ、10㎝ほどの高さから型を2~3回ほど落として空気を抜き、180℃のオーブンで20分焼く。

⑥表面に焼き色が付き、竹串を刺してねっとりとした生地が付かなければ完成。

 

 

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