看護実践開発研究センター

設置目的と趣旨

  • 超高齢社会の進展に伴い、認知症や五大疾病等(がん・脳血管疾患・心疾患など)の慢性疾患や生活習慣病が増加しています。2023年度からは、新型コロナウイルスの感染拡大と感染者数の増加によって、教育のあり方や医療体制および国民の生活様式も急激に変化しました。また、日本国内だけでなく世界各地ではさまざまな災害が発生し非常時の対応や防災教育が求められています。人々の健康に関するこのような社会の課題に対応するため、より高度で確実な知識と技術が提供できる看護職が必要とされています。これからの看護職・介護福祉職には、認知症や疾病を有する人々自身、患者やその家族をとりまく支援体制や社会の医療提供体制や制度にも精通することが求められます。そのためにも看護実践のエビデンスの構築やこれからの看護ケア方法論の開発が求められています。本センターは、医療における社会的な課題に対処し、看護の質の向上と医療提供体制の構築を目的とした教育を提供し、研究活動を実施いたします。本センターの実践によって人々の健康維持・向上のみならず、看護職・介護福祉職の人材育成と研究能力の向上を目指して活動致します。



本センターの機能

  • 1)教育機能

    2)専門職支援機能

    3)研究機能



本センターの3事業


本センターでは、目的ならびに果たす機能に基づき、下記3事業を行います。


1.人材育成

  • 1)看護職・高度実践看護職(Certified Nurse Specialist: CNS)・介護福祉職の実践能力開発と実践研究支援

    看護職や高度実践看護師および介護福祉職としてのケア実践能力(特に認知症ケアや防災教育)の向上のための教育研修を企画しています。さらに、病院や施設の看護職・介護福祉職の皆様と事例検討を行うことで、看護・介護の質の向上を目指します。

  • 2)シミュレーション教育が行える人材の育成

    シミュレーション(SM)教育が看護教育等様々な教育場面で導入されてきています。しかし、シミュレーション教育を実施できる教育者が少なく、その育成が求められています。ここでは本学看護学部が有するシミュレーション教育環境を有効活用し、SM教育者の育成を行います。

2.キャリアデベロップメント支援

  • 専門学校等の卒業生や看護管理者が自信をもって大学院に就学し、キャリアパスを描けるようになるように支援を行うため、大学院受験が可能になります。

3. 研究実施と促進

  • 国内外の大学の教員・実践者と共に共同研究を行い、高度実践看護促進のための看護介入技法の開発や災害に対する備えの促進に関する研究等を行います。




本センターが対象とする人材

  • 1)看護職

    ①看護師等免許を持ち就労している人
    ②専門看護師(CNS)等の資格を有して就労している人
    ③大学院生
    ④大学院進学を考えている人
    ⑤大学院修了後さらに実践・研究能力を開発したい人


    2)看護管理者

    3)現任教育、看護教育、看護研究に携わっている看護職

    4)介護福祉職




本センターの概念図




実施プログラム



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