最先端の学修環境で高度な知識と技術を身につけ、
地域の人々を支える看護職(ケアのプロフェッション)を育成します。
※1:申請必要。特定の資格を取得することが要件となっています。
※2:保健師を取得し教員免許の取得に必要な科目の修得が必要。
日本は2025年に少子・超高齢社会のピークを迎えます。医療機関だけでなく、生活の場でも医療ケアが必要となり、看護職が大幅に不足しています。こうした状況で必要とされ、活躍できる看護職を育成します。
超高齢社会により疾病構造が変化し、医療は高度化しています。これに対応できる看護職を育成するため、看護棟内には、実際の看護状況を再現できるシミュレーションセンターや、最新設備を備えた看護実習室を設置しています。
1年次は人について理解することから始まり、実習もスタート。2・3年次では講義は細分化され、演習と実習によりさまざまな健康課題に対する看護を学びます。4年次では自ら看護を探究し、どう社会の中で活かすのか考えます。
「和を以て貴しとなす」。本学では聖徳太子による十七条憲法第一条の教えを大切に、「和の精神」を教育の柱としています。これは人が人をケアする「看護学」に通じる理念。この思想を背景に看護のめざすところを理解します。
グループである社会福祉法人四天王寺福祉事業団は、大阪府内に20を超える医療・福祉施設を運営しています。他にも、基幹病院や高度な専門医療を提供する大学病院などでの実習を実施しています。
成績に応じて、授業料の全額または半額を支給します。
看護師をめざすみなさんを応援するため、1年次は一般選抜(前期日程)の成績に応じて、上位12名に特別奨学金制度を設けています。
病院が独自の奨学金制度を定めています。選考に通り、卒業後、奨学金を受けた病院にて一定期間就労することで、返還が免除される制度があります。
4年間の学び
主な講義紹介・時間割例
最新設備で構成された学修環境
気持ちをしっかり受け止められる
保健師、看護師になりたい。TOPICS
最新設備で医療技術を学べる上に、卒業までの4年間で、看護師に加えて保健師や助産師、養護教諭といった免許や資格もとれる看護学科へ進学しました。1年次の成績が学年で上位12位以内となり、看護学部特別奨学金の対象者に選抜されたことが学修のモチベーションにつながりました。授業は演習科目が好きで、先生にアドバイスをもらったり、 友達と試行錯誤したりしながら練習を繰り返し、看護技術を身につけていくことに大きな達成感を感じます。将来は保健師と看護師になりたいと考えています。不安な気持ちを抱えた患者さんの気持ちをしっかりと受け止め、患者さんのニーズに合わせた看護を提供していきたいです。「海堀さんに担当してもらって良かった」そう思われる、頼もしい保健師、看護師をめざします。
命の誕生を支える助産師。
最短で憧れの仕事へ。内定者STORY
4年間の経験と努力を活かし、
体と心を支える看護師になりたい。内定者STORY
「病院の中で唯一、おめでとうと言えるのが助産師」という母の友人の言葉が、助産師をめざしたきっかけです。四天王寺大学の助産師コースは4年間で看護師と助産師の両方の資格を取得でき、最短で夢を実現できると思い志望しました。記憶に残っている学びは、助産院での実習です。現地で分からなかった事を帰ってから調べるのですが、翌日にまた分からないことが出てきて、日々勉強の繰り返しでした。妊婦さんのお腹を触っただけで胎児の状況が分かるベテラン助産師のスキルにも憧れました。就職活動においては、キャリアセンターで面接練習や応募書類を添削してもらい、担任の先生にも助言をもらうなど、丁寧なサポートのおかげで無事に内定を獲得することができました。将来は「ここで生んでよかった」と言ってもらえるような助産師になりたいです。
看護師を志したのは、祖母の透析治療の際に「自分に医療の知識があれば、もっとおばあちゃんを支えられるのに」と思ったからです。3年次の臨地実習では、患者さまの血圧を測定するなどの技術を学ぶだけでなく、どういったリスクがあるのか、患者さまはどう思っているのか、自分は何をすべきかなど、物事を客観的に捉えて行動する力が身につきました。就職活動では、合同説明会やインターンシップにできる限り参加し、より多くの病院を知ることに努めました。また、自分の考えを言語化し、言葉に出して練習することがとても大切だと実感しました。採用試験では想像もつかない質問をされましたが、毎日キャリアセンターで面接練習をした甲斐もあり、自信をもって受け答えできました。患者さまの安全・安楽を守り個人の思いを尊重し、私自身日々学び続ける姿勢を大切にしていきます。
看護学部では、低学年を対象に「キャリアデザイン講演会」、3年生を対象に「就職個別相談会」を年2回行い、学生一人ひとりのキャリア形成の方向づけや就職支援サポートを行っています。
看護師・保健師・助産師のそれぞれの国家試験模試の複数回の開催と、専門業者の講座の活用、ゼミ教員によるサポート、個別の学習サポートを行っています。入学時から卒業時までの一貫したサポートを通じて、合格率100%をめざします!
担任教員による定期面談に加え、上級生による学習方法のアドバイスなど、学習意欲の維持・向上と学習習慣の確立を目標とします。
本格的に国家試験対策講座が始まります。また、国家試験対策教員・チューターによる個別指導を行い、自律的な学習の習慣化を目標とします。
国家試験対策講座に加え、国家試験を意識した講義や、国家試験の状況設定問題を活用したシミュレーション講義を行います。また、領域実習指導では、国家試験を意識し、解剖・疾患・治療を踏まえた看護過程を展開しています。
国家試験合格をめざし、国家試験対策講座と模擬試験の受験を繰り返します。その間、国家試験対策教員・チューターが徹底的に個別指導を行います。また同時に、保健師・助産師の国家試験受験者には、個別の集中講義も実施します。
公的医療機関 | 38% |
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大学病院 | 21% |
民間病院/その他医療機関 | 29% |
保健師(地方公務員など) | 6% |
助産師 | 6% |
職位 | 氏名 | 研究分野 | 学内職務 | |
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1 | 教授 | 山崎 尚美 | 看護学、高齢者看護、認知症ケア | 学部長 兼 看護実践開発研究センター長[※大学院兼務] |
2 | 教授 | 藤原 尚子 | 成人看護学 | 学科長 [※大学院兼務] |
3 | 教授 | 上野 昌江 | 公衆衛生看護学、母子保健、子ども虐待予防 | [※大学院兼務] |
4 | 教授 | 亀井 縁 | 看護学、国際看護、災害看護 | [※大学院兼務] |
5 | 教授 | 戸田 千枝 | 母性看護学、現象学的看護研究 | [※大学院兼務] |
6 | 教授 | 中山 由美 | 看護教育学 | [※大学院兼務] |
7 | 教授 | 乗越 千枝 | 在宅看護学 | [※大学院兼務] |
8 | 教授 | 福田 和明 | 看護学、臨床看護学 | [※大学院兼務] |
9 | 准教授 | 坂口 京子 | QOL、在宅介護者の睡眠の研究 | [※大学院兼務] |
10 | 准教授 | 西元 康世 | 看護学、生涯発達看護学、家族看護学、小児看護学 | [※大学院兼務] |
11 | 准教授 | 藤澤 盛樹 | 看護学、生涯発達看護学 | [※大学院兼務] |
12 | 准教授 | 山﨑 達枝 | 災害看護、国際看護、産時ストレス | [※大学院兼務] |
13 | 准教授 | 吉川 有葵 | 臨床看護学、生涯発達看護学 | [※大学院兼務] |
14 | 講師 | 今井 秀人 | 基礎看護学 | |
15 | 講師 | 緒方 あかね | 母性看護学、助産学 | |
16 | 講師 | 金本 純子 | 在宅看護学、糖尿病看護 | |
17 | 講師 | 隅田 千絵 | 看護教育学 | |
18 | 講師 | 外村 晴美 | 母性看護学 | |
19 | 講師 | 眞壁 美香 | 看護学、地域看護学 | |
20 | 講師 | 三浦 恭代 | 成人看護学 | |
21 | 講師 | 柳澤 奈美 | 母性看護学、助産学 | |
22 | 講師 | 矢野 真理 | 地域・在宅看護学 | |
23 | 講師 | 吉本 和樹 | 老年看護学、公衆衛生学 | |
24 | 助教 | 小西 玲奈 | 基礎看護学 | |
25 | 助教 | 杉本 多加子 | 老年看護学 | |
26 | 助教 | 波田野 希美 | 学校看護学 | |
27 | 助教 | 廣地 彩香 | 地域看護学 | |
28 | 助教 | 松井 博子 | 母性看護学、助産学 | |
29 | 助教 | 松橋 美奈 | 精神看護学 | |
30 | 助教 | 宮原 真二 | 小児看護学、家族看護学 |