大学院 看護学研究科看護学専攻

多様化・複雑化している中、
人々と社会の看護のニーズに応えることのできる
高度専門職業人・研究者・教育者となる人材を育成する。

特色

  • 少子超高齢社会などの変化が進む社会状況において、人々の看護に求めるニーズはますます多様化・複雑化しています。
    こうした中で、本学の建学精神を核に、看護の独自性・専門性を追求しつつ、地域社会で活躍できる高度専門職業人・研究者・教育者となる人材を育成します。本学の関連法人として社会福祉法人四天王寺福祉事業団があり、医療福祉施設、高齢福祉施設、保育・母子・女性福祉施設、障害福祉施設など20を超える施設を有しており、看護の実践・教育・研究を充実させていくための適した環境が整っています。また、医療現場で働く社会人の皆さんが勤務を続けながら修学できるよう、長期履修制度、夜間や土曜日の授業、また集中講義等も取り入れています。


博士前期課程(修士)


研究者コース

  •  多様化・複雑化している人々のニーズに対応して理想の看護を描きつつ、
    研究者や教育者としての基礎的能力を有した人材を育成する。

    ①変化する社会のニーズに対応した看護の提供をめざした研究ができる基礎的な能力を有する人材の育成
    ②看護職の教育的機能を理解し教育力を発揮できる人材の育成

専門看護師(高度実践看護師)コース 精神看護学/老年看護学/災害看護学

  •  多様化・複雑化している人々のニーズに対応して理想の看護を描きつつ、
    教育・研究能力を備え、高度な看護実践能力を有した人材を育成する。

    ①人々の生活や健康を守るために、グローバルな視点をもち、高い専門知識・技術を身につけた人材の育成
    ②実践の場において看護者や学生に対する教育的役割を果たし、多職種との協働ができる人材の育成

予想される進路

  • 博士前期課程の研究者コース修了者は、看護の対象者や看護職に対する教育者として、また病院等の教育担当者や看護系大学・専門学校における研究者・教育者として活躍が期待できます。専門看護師(高度実践看護師)コース修了者は、専門的で高度な看護を必要とする医療・保健・福祉現場で、卓越したケアを提供できる実践者・研究者として活躍が期待できます。また、教育・研究能力のさらなる向上や、より専門性の高い高度専門職業人をめざし、博士後期課程に進学することが予想されます。




博士後期課程(博士)

  •  看護実践・看護学の発展に寄与できる次のような研究者・教育者を育成する。

    ①人々と社会のニーズに応じた看護実践や社会システムの構築・変革に寄与できる高い研究能力を有した人材の育成
    ②学際的・国際的視野に立って、研究・教育に寄与できる人材の育成

予想される進路

  • 博士後期課程の修了者は、大学や研究機関等において、科学的根拠に基づき自立して研究ができる研究者として、大学等における教育者として、学際的・国際的な視野に立って活躍できることが期待されます。また、病院等の実践の場における看護職者や学生の教育などの活躍も見込まれます。




看護学研究科の構成



分野 領域 概要 科目担当教員
基盤看護学 理論看護学 看護学実践を導く看護理論や概念について理解を深めるとともに、患者・家族の体験世界を探求する。また、看護現象を理論的に解明するために、各自の研究課題に応じて概念分析を行い、看護実践・教育・管理の開発を探究する。 中山 由美
精神看護学 精神障害、認知症、外傷後ストレス障害患者及び身体疾患で適応障害・うつを有する患者のセルフケアの実態、セルフケアへの介入技法、ケア困難患者に対するセルフケアプログラムやPASセルフケアセラピイなど介入技法に関する研究を推進する。  
生涯発達看護学 母性看護学 女性の健康課題、周産期にある女性及び家族の健康課題を、リプロダクティブ・ヘルス/ライツを基盤に、周産期を含む女性の健康保持・増進及び疾病予防、健康回復に向けたケアに関する研究課題を探求する。 戸田 千枝
小児看護学 子ども及びその家族を取り巻く健康生活の特性を理解し、健康問題をもつ子どもとその家族への看護実践・家族支援、さらに予防的な看護実践・家族支援など、子どもとその家族に関する小児看護学・家族看護学の研究課題を探求する。 泊 祐子
西元 康世
藤澤 盛樹
成人看護学 慢性期及び急性期・周術期・クリティカルケア看護領域の研究課題の究明に有効な理論、概念を理解し、看護を必要とする人々の回復促進に向けたケアモデルの構築、及び看護職者のケアの質の向上に寄与する課題を探求する。 福田 和明
藤原 尚子
松尾 ミヨ子
吉川 有葵
老年看護学 老年期の人々とその家族の健康と生活を支えるケアモデルの構築を行う。また、多様なケア環境で生活する高齢者と家族に対する老年看護の実践力を高めるために、地域包括的な視点からケア施設における老年看護の課題を探求する。 山崎 尚美
広域看護学 公衆衛生看護学 公衆衛生看護学研究の意義、特徴をふまえ、公衆衛生看護学領域において独創性、新規性のある課題を探求する。また、学校生活における子どもの個人または集団の生活と健康の向上をめざした支援システムの構築をめざす。 上野 昌江
岡本 啓子
在宅看護学 在宅療養者とその家族看護に関する理論や概念について理解し、在宅看護における健康課題に対して、効果的な予防プログラムや介入方法を探求する。さらに、地域ケアシステムにおける在宅療養者を支える継続的かつ実践的看護モデルの開発を推進する。 小林 裕美
乗越 千枝
災害看護学 災害看護に関わる高度看護実践における看護職の役割と機能、災害看護における諸現象について探究する。さらに、災害に対する人々の備え行動の促進ケアモデルや災害後の人々の健康維持・向上に向けたケアモデルの構築をめざす。 亀井 縁
山﨑 達枝




看護実践開発研究センター






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