奈良県立法隆寺国際高等学校×国際キャリア学科 在学生[法隆寺@観光英語]高大・学びの連携プロジェクトを実施



本学と高大連携協定校の奈良県立法隆寺国際高等学校では、今年コロナ禍で中止となっていた法隆寺国際高等学校の海外姉妹校との連携プログラムが再開され、留学生と共に学ぶ様々な企画をご準備されているそうです。

総合英語科の1年生は、留学生に世界遺産である法隆寺を英語で観光案内する企画を準備しており、本学の国際キャリア学科でも[観光英語]の授業を実施していることがきっかけとなり、新しい[学びの連携]の取り組みとして、10月24日(月)に法隆寺で行われた観光案内のリハーサルに、在学生5名と奥羽学科長が参加させて頂きました。

最初に、歴史文化科1年生の皆さんから法隆寺の案内を聞かせて頂きました(日本語です)。

その後は総合英語科1年生の皆さんが6チームに分かれ、各チームに在学生と教員が1名ずつ同行しました。案内ポイントを順番に巡り、留学生役の在学生・教員は、1年生の皆さんが考えた英語の案内を聞き、話し方を含めたプレゼンテーション、案内する際のポイントなどをフィードバックしました。

表情が分かりづらいですが、生徒の皆さんも真剣に取り組んでいます!

生徒の皆さんも初めての試みという事もあり、とても緊張されていたと思いますが、移動中に学生や先生と談笑し合うほど打ち解け、笑顔でリハーサルを終えることができました。

■生徒の皆さんへ主なフィードバック内容

  • マスクごし+屋外なので、ちょっと大きいかな?という声の大きさでちょうどいいと思う。
  • しっかりと説明文を用意している分、ちゃんと伝えようとして「読むこと」に注力してしまっているのでもったいない。ゆっくりでも良いので、なるべく相手の目を見て話すように。
  • 手で指し示すハンドサインも、しっかり示さないとどこか分かりづらい。間違っていないので自信もって!!
  • 歴史のある建物の説明なので、難しいと思うけど説明文中の年数はしっかり伝えよう。聞いてる側が混乱する要因になるので。
  • 各ロケーションで説明するコンテンツはあるので大丈夫ですが、移動中は姉妹校の留学生が孤立してしまうかもしれない。対策として「好きな食べ物」「日本滞在中にやってみたいこと」などシンプルな質問リストを作っておくと良いと思う。生徒さん1名あたり2質問もあれば十分だと思います。
  • みんなも不安だと思いますが、ドイツ姉妹校の生徒さんは皆さん以上に不安だと思う。しっかりした文法で話さなくても、単語とボディランゲージで伝えることはできるので、会話を楽しもう!!

最後はスタート地点に戻って記念撮影を行いました。

今回が初の試みという事もあり、上手くいかなかった所や反省点もありました。この取り組みを振り返って、総合英語科1年生の皆さん、本番に向けてがんばってください!


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