奈良県立桜井高等学校で高大連携授業(令和1年度第2回目)が行われました



令和1年11月22日(金)、奈良県立桜井高等学校で令和1年度第2回目となる高大連携授業を行いました。第2回目は、松山由美子先生(短期大学部保育科教授)が「子どもの発達と保育」を選択している3年生を対象に模擬授業を行いました。

IBU保育科の卒業生(現役保育士)や在学生も参加しました。全員、桜井高校の卒業生です。

幼稚園教諭の教員免許状や保育士資格の取得に必要な科目のうち、1年生で学ぶことが多い「保育の心理学I」の授業を模擬授業として行いました。発達心理学の考え方を紹介し、発達心理学を学んで得た知識が子どもを見ることに重要な枠組となることを高校生に実感してもらうことをねらいとしました。そのため、実際の乳幼児の発達心理学の知見をパワーポイントで見せて学ぶだけではなく、学外実習で在学生たちが子どもを見て年齢による発達の違いを事例として発表してもらい、その違いは発達心理学のどの知見に一致するかをパワーポイントで見せて解説する形をとりました。現役保育士の卒業生には総括として、このような発達を支える援助の大切さについて、現場での経験を元に語ってもらい、保育者として心理学を学ぶことがいかに重要かをまとめとして授業を終わりました。

 

松山先生の授業風景

 


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