第20回 公開シンポジウムを開催いたします
2017年1月17日
平成28年度 第20回公開シンポジウム 「健やかに老いる」
基調講演
百寿者から学ぶ、高齢期のしあわせのありかた |
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我が国の寿命は戦後伸び続け、現在世界で最も総人口当たりの百寿者の割合が高い国となった。と同時に、長く生きることもネガティブな面も目立ち始め、長寿に対して私たちが持つ印象も悪化してきている。 |
シンポジウム
「健やかに老いる」をめざして―心とからだ―
コーディネーター
笠原 幸子 |
総人口が減少するなかで、2017年には後期高齢者人口(75歳以上)は、前期高齢者人口(65歳~74歳)を上回り、高齢者人口は増加を続け、2042年に頂点に達することが推計されています。しかし、高齢者人口が減少する2042年以降も、65歳に達する人口は出生数よりも多いため、高齢化率は上昇を続けます(高齢社会白書平成28年度版)。このような状況において、人が人生のフィナーレの時期において、悔いのない人生をおくりたいというのは共通の思いです。そこで、「健やかに老いる」をメインテーマに、誰もが平等に迎える老いについて、前向きに学ぶためのシンポジウムとなるよう進行していきたいと思います。 |
シンポジスト
髙木 幸延 |
社会活動や生涯学習を通じての「健やかな老い」 2025年問題が囁かれています。団塊世代が75歳以上の後期高齢者になる年です。私自身団塊世代(昭和23年生)で、今の「サンデー毎日」をいかに生き生きした日々にするかを模索しています。 一に「健康寿命を伸ばし」、二に「夢と希望の生きがい探し」、三に「生活を楽しむ」ことで、笑顔の日々を過ごしたいのです。 そこで、これからの日々を積極的に生きていくことを目指して、地域活動や生涯学習など具体的な実践例をみなさんと一緒に考えましょう。 |
シンポジスト 仲谷 和記 |
ほねを元気にしよう!-骨の解剖生理学と骨粗鬆症- 健やかに老いるためには平均寿命と同様に「健康寿命」も延ばすことが必要です。健康寿命とは、人の寿命において「健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる」期間をいい、健康寿命と平均寿命との間には、男性で9.13年、女性で12.68年もの差があります(平成26年版厚生労働白書より)。健康寿命を延ばすためには活発に体を動かせるように、手足を含む「運動器」を元気にすることが大切です。今回は、運動器の中でも「骨」を元気にするにはどうしたらよいかを考えていきたいと思います。 |
※権藤恭之先生には、シンポジウムにも参加をしていただきます
日時 | 平成29年2月25日(土) 13:00 ~ 16:00 |
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場所 | 四天王寺大学 大講堂 羽曳野市学園前3丁目2-1 |
受講料 | 無料 |
定員 | 500名(先着順) ※定員になり次第、締切りとなります。 |
お申込み |
往復はがきまたは、申込みフォームよりお申込みください。 1.往復はがきの場合 |
休講について | やむを得ず休講する場合があります。詳細は臨時休講についてをご確認ください。 |
お問い合わせ | 四天王寺大学エクステンションセンター 住所 : 〒583-8501 大阪府羽曳野市学園前3-2-1 TEL : 072-956-3345 FAX : 072-956-9960 |

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