「第21回 公開シンポジウム」を開催しました



平成30年2月17日(土)、羽曳野市・羽曳野市教育委員会と連携して、「第21回公開シンポジウム」を本学大講堂で開催しました。大学創立50周年および短期大学部創立60周年記念として「和のこころを世界へ」をテーマに、地域の方々をはじめ、約500名の参加者がありました。

基調講演に先立つオープニングでは、和太鼓チーム「魂」(羽曳野市埴生校区青少年健全育成連絡協議会)による和太鼓演奏が行われ、その迫力に全員が聴き入っていました。

第1部では、ロバート キャンベル氏(日本文学研究者・国文学研究資料館長)に【はかなさと厳しさと腹八分と―「和のこころ」とは何か、を考えるために―】と題して、日本文学研究者として見出されたキャンベル氏ならではの色々な事象について、熱くお話していただきました。

第2部では、本学学生の研究発表に加え、金銅真代氏(羽曳野市教育委員・株式会社河内ワイン代表取締役専務)に、フランス語落語を通して、日本とフランスの文化交流について述べていただきました。

第3部では、前述の方々に加え本学学生の指導教員2名を加え、「和」について各シンポジストの意見が述べられ議論されました。来場された皆さんは、「和」という理念の広さや深さについて、それぞれに感慨をもって聴き入っておられる様子でした。

本学では、今後も、この「公開シンポジウム」を通じて、現代社会における様々な問題について情報発信をつづけて参ります。


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