さまざまな授業の組み合わせを考える
2015年3月24日
学生メンバーによるe-COCOROEプロジェクト6回目の遠隔授業の報告
前回と同じように課題をだし、児童から賛成・反対のどちらかの意見をもらい、自分と違う意見も受け入れることができるようになることをねらいとした授業を行いました。
前回の授業を終えた時点で既に大まかな案が出来上がっていましたので、準備には十分時間をかけることができたと思います。
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「席替えに賛成?反対?」、「クラスで動物を飼うことに賛成?反対?」などの課題を考えていきました。
「賛成の人にはどんな意見があるのだろう」、「反対の人はどうしてそう思うのだろう」と自分以外の意見を考えることも重要であることを理解してもらおうとしました。
しかし、今回の問題は少々難しかった様子でした。ある程度満足してくれていたようにも思えますが、途中で少し飽きてきているようにも見えました。授業は十分練ってつくったつもりでしたが、児童の意外な反応にこちら側が少々戸惑った面もありました。
また、ホワイトボードに準備したイラストや文章を貼りながら授業を進めるなど、授業方法も工夫をしましたが、イラストももっと大きく描いて見やすくするなどさらに配慮すべき点もありました。
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考える授業は大切であると思いますが、そればかりだと児童も疲れるのだと思いました。「比較的容易な問題」、「楽しいゲームでの学び」、「よく考える必要のある課題」の組み合わせが重要ではないかと思います。クイズを取り入れた授業やリズムを活用したゲームをしてみたいと思っています。
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今回の授業で、一回一回の授業ではなく、一連の授業の組み合わせを考えるという点で、いろいろな課題が見えてきたように思います。
(e-COCOROEプロジェクト学生メンバー 上村祐輔 河原一世 田中健介 山口あかね)
COCOROEプロジェクトについて、詳しくはコチラ
http://www.shitennoji.ac.jp/ibu/cocoroe_project/index.html
