オレンジリボン運動COCOROEプロジェクトVol.1
2014年10月1日
“オレンジリボン運動”本格始動!!
オレンジリボン運動とは、児童虐待防止に向けた啓発活動です。人間福祉学科では昨年度から取り組んでいますが、学年間の交流など活動の幅を広げ、関連学科との連携などを将来的な展望としながら、今年度からは1年生を中心に実施することとなりました。
今回はその第一弾として、昨年度にオレンジリボン運動に取り組んだ4年生が、活動内容を振り返りながら、1年生に対して運動にかかわる思いや視点について報告しました。
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聴講した1年生の感想の一部を紹介します。
- ・児童虐待というものが自分たちに身近な問題であるということが分かり、活動に参加することの意義が理解できた。
- ・児童虐待には複雑な事情があり、虐待する親も悩んでいることを知った。そのようなことについても、多くの人に理解してもらうことが大切だと分かった。
- ・多くの人は虐待と聞くと身体的なものを思い浮かべると思うが、目に見えないものもあると知った。
- ・自分自身が児童虐待やオレンジリボン運動について、知らない人に伝えていけるように学習し、これから始まる活動に一所懸命取り組んでいきたい。
また、「自分たちにできそうなオレンジリボン運動」というアイデアを募ったところ、以下のような提案がみられました。
- ・何よりまず自分たちが勉強して、質問されても答えられるようにしておくこと。
- ・先輩の運動を引き継いでリボンづくり、パネルづくり、カードづくりなどに取り組む。
- ・オレンジ色の風船を配ったり、パネルやポスター、ビラ、バルーンアートなどを作成して多くの人に呼びかける。
- ・大学、中学校、高校などで授業時間を利用させていただき、オレンジリボン運動に関連して、児童虐待の現状を伝えていく。
- ・児童虐待防止にかかわる映像などを作成して上映会を開催する。
- ・児童虐待防止にかかわる講演会を開催する。
「自分たちにできそうなオレンジリボン運動」に関してたくさんのアイデアが出されました。どれくらいのことができるかわかりませんが、これからも学びながら活動し、また活動しながら学んで、この運動を通じて理解を深めていくことが期待されます。
COCOROEプロジェクトについて、詳しくはコチラ
http://www.shitennoji.ac.jp/ibu/cocoroe_project/index.html

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