深化する遠隔授業<e-COCOROEプロジェクト>
2014年12月26日
学生メンバーによるe-COCOROEプロジェクト4回目の遠隔授業の報告
e-COCOROEプロジェクトのメンバーは、4回目となるICTを用いた子どもたちへの遠隔学習支援と交流活動を行いました。
今回は、同音訓異義語の授業を行いました。
対象となる子どもは、国語は得意なようで、授業は円滑に進みました。できない問題も2,3問ありましたが、それもいい経験になったのかな、と思います。
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今までの授業は、その一回限りで終了していましたが、今後は継続性も考えた方が良いとも思っています。それは、単なる交流だけでなく、授業として「知識の定着」ということも考える必要があると思うからです。
そのような観点から考えると、次回も漢字に関する授業を行いたいところですが、まだ少し迷いがあります。一方で、新しい授業プログラムの導入も考えているからです。子どもにとって、科目としての授業は大切ですが、日々の学校生活について焦点を当てた授業の在り方というものもあるのではないかと思っています。そのあたりは、みんなで話し合いたいと思います。
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授業内容だけでなく、授業の構成や進行の方法についても考える必要があると思っています。授業展開で考えると、技術的には、テンポよく進行していくことが課題です。また、それと関係して授業の時間も考慮する必要があります。短すぎるものよくないのですが、長すぎるのも子どもが退屈したり、集中力が落ちてしまいます。
さらに言えば、単に問題を出して解答を与えるというやり方ではなく、重要なのは解答の解説だと思います。一つひとつの問題に関する解説や他の問題との比較などについても言及できれば、より深い授業ができるのではないかと思っています。
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今後も授業の経験を検証し、さらに充実したものにしていきたいと考えています。
(e-COCOROEプロジェクト学生メンバー 田中健介、山口あかね、河原一世)
COCOROEプロジェクトについて、詳しくはコチラ
http://www.shitennoji.ac.jp/ibu/cocoroe_project/index.html
