北川嗣雄羽曳野市長による特別講義-地域活性化概論



  CP_150526_001_165x2405月18日(月)、「地域連携COCOROEプロジェクト」の一環として開講している「地域活性化概論」の特別講師として、羽曳野市の北川嗣雄市長(現在3期目)にご来学いただき、特別講義を実施しました。 講義では、「羽曳野における地域活性化の取り組み」をテーマにお話しくださいました。 まず、自己紹介として、2014年9月から放送されたNHKの朝ドラでも話題となったサントリー株式会社でティスティングをなさっていたというご経歴等をご紹介いただきました。 そして、羽曳野市長として取り組まれている施策などを紹介いただくにあたり、羽曳野市を取り巻く社会情勢を4つのポイント「少子高齢化、人口減少社会の到来」「グローバル化情報化の進展」「安全安心への希求」「地方分権と市民協働」についてお話しいただき、さらに、羽曳野市の個性として、大阪都市圏へのベットタウンであること、貴重な歴史文化資源や豊かな農・食・緑に恵まれていることをご紹介いただきました。 特に、まちづくりの重要施策として、教育・子育ての「希望に満ちた今と未来のまち」のための施策、そして、観光や賑わいとして「まちの個性を磨きつづける」ための活動などについては具体的にご説明いただきました。 その中で、市の職員の方に求められていることや、北川市長が公約として宣言され、実践されてきたことなども伺うことができたとともに、学生の将来の働き方についても指標となるアドバイスとエールをいただきました。 講義の終了前の質疑応答の時間には、学生からの質問に市長から具体的に回答していただき、充実した講義となりました。

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今回の授業で、北川市長のお人柄にふれながら、身近にお話を伺う機会を得た学生は次のような感想を寄せていました。下記は、そのほんの一部です。 ・羽曳野市について、北川市長から直接お話を聞くことができて、貴重な体験となったとともに、大変勉強になりました。 ・「利益を求めず、いかにサービスをするか」ということをモットーとされ、多くの市民と触れ合う市長さんだからこそ、市民サービスについて多くのことを実現されているのだと思いました。 ・市の職員の方の残業を半減されるという公約を守られたことなどを知り、それも市長の仕事なのだと気づきました。 ・職員の方に求める力が、「自主的な前向きな力、粘り強くチャレンジする力、当事者意識」といわれたことが印象的でした。 ・市長は、子どもの「生きる力」を育む行事や制度等を整えて市民を大切にされ、市の職員の方にも幸せになってほしいと考えられているということがわかりました。 ・特にまちづくりの重点施策のお話の中で、教育・子育て「希望に満ちた今の未来のまちの姿を描く」について話されたところで、留守家庭児童学習支援事業の実行について、市長自ら指導されていることに感銘を受けました。 ・市長が羽曳野市へ注がれる愛情を感じました。 ・市長の仕事でお忙しいはずなのに私たち大学生に貴重なお話を聞かせに来てくださる北川市長は、人としても、市長としてもとても本当に素敵な方だと感じました。 このたびの講義では、北川嗣雄市長にご多忙な時間を調整いただき、ご講義いただけたことを、この場で改めてお礼を申し上げます。 「地域活性化概論」の授業では、地域の第一線で活躍される方々を外部講師としてお迎えし、講義いただくことによって、まちづくりや地域について理解を深め、地域の活性化の重要性などについて考える機会としています。   COCOROEプロジェクトについて、詳しくはコチラ http://www.shitennoji.ac.jp/ibu/cocoroe_project/index.html



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