【東京2020大会ボランティアCOCOROEプロジェクト】事前学習を実施!



2018年12月18~20日の3日間、大会ボランティアへの応募登録を完了したプロジェクト参加メンバーに向けて事前学習を実施しました。

この事前学習では、3人の先生方による講義とペアワークを行いました。

(写真:仏教文化研究所 主任研究員 藤谷先生)

まずは毎週、木曜日の「仏教」の授業を担当している藤谷先生。

 普段、学生が授業で学んでいる聖徳太子の教えや学園訓が、東京2020大会ボランティアの精神が密接に関わっていること 、他者の幸福のためにお互いに助け合う心を意味する「利他の精神」をお話しました。

(写真:本プロジェクトリーダー 伊達先生)

そして東京2020大会ボランティアCOCOROEプロジェクトリーダーでもある伊達先生。

東京2020の大会ビジョン「スポーツには世界と未来を変える力がある!」を力説。3つの基本コンセプトへの理解促進に加え、学生が大学で学んでいる「和のこころ」と繋がる取り組みであることを説明。

みんなで大会を成功へと導く宣言として、 ”あなたが目指す「自己ベスト」宣言” を実施しました。

(写真:本プロジェクト副リーダー 坂本先生)

最後は、プロジェクト副リーダーでもある坂本先生。

大会ボランティアに向けて、参加メンバーにワークショップを実施しました。東京2020大会ボランティアに参加し、「自分ならどのような貢献を果たしたいのか?」を明確化するため、 ”今の決意を宣言” するワークを実施しました。

大会ボランティアに実際に参加すれば、初対面の方々との協働は必須。
また大会観戦をはじめとした外国の人々とのコミュニケーションも想定されます。

完成したワークシートをもとに、”あなたが目指す「自己ベスト」宣言”と”今の決意を宣言”を、 お互い初対面の人と自己紹介をし合うペアワークを実施 しました。

プロジェクト参加メンバー同士のつながりを増やし、お互いを知ることでコミュニケーション能力と絆を深める取り組みを行いました。

~事前学習に参加した学生のコメント~

短い時間の中で意見を交換したときに、自分の目線とは違う方向から見た意見を聞いて、まだ自分にも可能性の範囲が広く、自分の力を最大限に活かせる場面があると感じた。そしてボランティアに選ばれても選ばれなかったとしても、普段の生活の中で人を思いやり、人のためを思い、助け合いながら、自信の力も伸ばしたい。こんなに大きな機会は二度とないかもしれない。でもこれが最後とは考えずに、次も他にもあるという積極性を捨てず、諦めず、自身の経験のひとつとして、また自信の前進につなげたい。

利他とは他の人のためになるなにかをしてあげること。そして「自利利他」というお互いに助けあいながら共に幸せを感じられる世界をつくることが、利他の精神である。今回の講義を聞いて、本学の利他の精神や和のこころとボランティアがつながっていることを知り、感謝をし、恩返しをするということが、もっとたくさんの人に広がって連鎖して行けばいいと思った。

私はボランティア活動を通して、和の世界を自分たちが広げて行くというところにとても共感し、私自身が広げていきたいと思いました。私にとっての利他は、自分だけが幸せになるのではなく、他者のために働きかけ、助け、他者も幸せになれるようなことを自らすることだと思いました。将来、教師になり生徒たちの将来の役に立つことを教えられる、利他の精神をもった教師になりたいと改めて思いました

次回は、年明け2019年1月30日(水)、31日(木)に講師の方をお招きしての講義とワークを予定しております。

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