授業「地域活性化概論」に、藤井寺市の松浦信孝副市長をお招きいたしました!



2017年5月15日に行われた羽曳野市、北川嗣雄市長のご講演に続き、2017年5月29日に本学と連携している藤井寺市より、松浦信孝副市長をお招きし、授業「地域活性化概論」において、藤井寺市の地域活性化をテーマに講義をしていただきました。

講義は、数日前に撮影されたという、「ヘリコプターから見た藤井寺市の全体像」の視聴からはじまり、その後、藤井寺市の地理と歴史、人口及び世帯数の推移が示されました。

現在の日本の多くの市町村と同様、藤井寺市も人口減少と少子高齢化という問題を抱えていますが、市では「つどい つながり 育つまち ふじいでら」をヴィジョンとして、「住みたいまち」(安心して生み育てられる支援と教育の充実)、「訪れたいまち」(まちなか観光の推進・商工業・農業の振興)、「住み続けたいまち」(保健・医療・福祉の連携及び防災・消防・救急体制の充実、生涯現役のサポート、地域包括ケア体制の強化)を推進することで、現在の人口の維持をめざしています。

講演の最後に副市長からは、「公務員を目指すみなさんへ」と題し、「臨床の知」をキーワードに、仕事の厳しさと喜びについて語って頂きました。

「藤井寺市にずっと住んでいたが、上空から見ると全く異なって見える」、「人口減少にも関わらず世帯数が増えているという事実に驚き(一世帯当たりの人員が減っているため)」、「公共施設の更新費用など、財政問題の重要性を認識した」など、受講した学生の皆さんからは多くの学びと今後の活性化案が寄せられました。

授業「地域活性化概論」では、地域の方々から得られた学びを下に、最後にグループワークを通して皆で「羽曳野・藤井寺地区の地域活性化案」を考える予定です。

松浦副市長 ありがとうございました!



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