ご挨拶
四天王寺学園小学校校長 林 勲
このたび平成21年4月開校の四天王寺学園小学校の校長を拝命し、3年目を迎えました。私は、これまで小・中一貫教育制度等の義務教育を中心とする教育制度や子どもたちの資質・能力を伸ばす教育内容や教育方法に関する研究を行い、四天王寺大学教育学部で、小学校教員を目指す学生の指導をしてきました。
社会情勢がめまぐるしく変化する中、教育制度も大きく改革がなされてきました。しかし、人がこころ豊かにその人らしく生きていくために、真に必要であり、身につけるべき大切なものはいつの時代も大きく変わるものではありません。
四天王寺学園小学校では、「その大切なものとはなにか?」は、本学園の建学の祖である聖徳太子の仏教精神の中にあると考えております。その教えを今の時代に生きる子どもたちに引き継げるよう、これまでの経験を生かし、学校経営や教育指導に取り組んでまいります。皆様のご理解とご支援をお願い申しあげます。
四天王寺学園理事長 森田 俊朗

学校法人四天王寺学園の建学の祖である聖徳太子は、すべての衆生を救わんとする大乗仏教の精神を具現するために、推古天皇元年(593年)に四箇院の制(悲田院、療病院、施薬院、敬田院)からなる四天王寺を建立されました。その中の敬田院の教育事業を学校法人四天王寺学園が継承し、大正11年、天王寺高等女学校を発足させ、以来、中学校、高等学校、短期大学、大学、大学院を設立し、中等教育ならびに高等教育機関として人間教育に取り組んでいます。その長きにわたる歴史と伝統の中で、人間の人格形成に多大な影響を及ぼす幼少期の教育について、長年検討を重ねておりました。そして、この度、念願が叶い、平成21年4月に1年生・2年生の児童を迎え、小学校を開校しました。
本学園の小学校では、日本人が古来より大切にしてきた人間にとってかけがいのないものを継承し、聖徳太子の希求された世界の平和や人々の繁栄に貢献できるような、世界から尊敬される“たくましく教養豊かな日本人”を育成していきたいと思っております。今後とも皆様方のご支援、ご協力を賜りますようお願い申しあげます。