お知らせ

「仏教Ⅱ」にて留学生のスピーチを聴きました

 冬学期も終盤となったある日の「仏教Ⅱ」の時間に、昨年9月に交換留学生として中国浙江工商大学から四天王寺大学に留学している2名の学生の「日本での留学生活から学んだこと」というテーマでのスピーチを聴く機会を設けました。
 中国で生活しているときには「当たり前」だったことが、日本に来るとそうではないことに気が付き、それはなぜなのか、その違いの原因には、どのような文化や生活様式の違いが関わっているのかについて留学生の立場から考察した内容について話してくれました。

(リハーサル中の留学生。かなり緊張していますね。)

 そして、それぞれの留学生が得た結論は、「どちらの文化も、それぞれの文化のなかで暮らす人々のものの考え方を反映したものであり、どちらが良いとか悪いとかいう問題ではない。」ということであり、「それぞれの文化は等しく尊重されるべきものであり、さらには、こうして他文化に接することで、かえって自分の文化をしっかりと見つめ直す機会となった」ということでした。
 中国に戻ったら、日本で学んだこと、自分自身の経験を、多くの人たちとシェアしたい、日本の本当の姿をより多くの中国の人に知ってもらうべく努力したいとの決意表明もありました。

(いざ、スピーチが始まると、とても堂々と、しっかりと話していました。)

 彼女たちは、このように大きな講堂で、多くの学生(大学1年生と短大1年生と先生方)を前にステージに立ってスピーチしたのです。
 彼女たちにとっての外国語である日本語を使って、さらには工夫されたパワーポイントを駆使してのお話や、その後での日本語での質問に対する日本語での受け答えの様子に、学生たちからは驚きと賞賛の声が上がりました。そして、留学することで学ぶことの多さにも気づいたようです。
 留学生のお二人には、この日のために、大変な準備と練習を重ねたことだと思います。ありがとうございました。

(会場の様子と質疑に答える留学生。)

 四天王寺大学では、「仏教Ⅰ・Ⅱ」での学びにおいて、このような学生自身の気づきを学生間で共有することで、「共生すること・他者のために生きること」について考える場を設けています。

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