学校法人四天王寺学園は、聖徳太子が推古元年(西暦593年)四天王寺を創建されて以来、1400有余年仏教精神に則った人間形成の場として、その建学の精神を今に受け継いで参りました。
今日の激しく変化する社会において、少子高齢化に端を発し、大学を取り巻く環境は景気回復の兆しが見えてきたとはいえ、長引く不況の中、未来を予測することが困難な時代にあります。その中で、社会の高度情報化・グローバル化に対応した有為な人材を輩出していくことが強く求められており、その社会的要請に応えるため、本学では教育研究・施設設備等の基盤整備に一層の充実強化を図って行く所存であります。
つきましては、今後とも教育研究・施設設備の整備に努め、学生により充実したキャンパスライフを提供できるよう、皆様からのご支援を厚く広く賜りたく、この度寄付金事業を進めさせていただくことといたしました。 教職員はもとより、卒業生の皆様、在学生保護者の皆様、各界でご活躍の方々、企業・法人の皆様には諸事ご多端の折り、誠に恐縮に存じますが、本学の教育理念とその実現に向けた教育活動をご理解くださいまして本学の寄付金募集に何卒温かいご支援を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
同窓生の皆さんにおかれましては、ますますご活躍のことと拝察いたします。私たち同窓生にとっては、母校の更なる発展は何時も勇気づけられ励みになるものです。
「ふるさと(母校)とは、遠きにありて思うもの」ではなく、母校や同窓会の催し物等にご参加頂き、青春時代をおおいに語らい、母校が私達にとって、大きな存在であったことを振返り、また、卒業生の皆様が社会において、より一層輝きを放って頂けることこそが、四天王寺大学の力と成ります。
卒業生・修了生は約4万人を超え、同窓会活動がようやく軌道に乗り始めております。これもひとえに同窓生おひとりおひとりのご厚意のつみ重ねと、心より感謝とお礼を申し上げます。 成長していく母校に、変わりないご支援と積極的な参加にご協力をお願い申し上げます。また、本募金への格段のご理解とご協力を賜りますよう、心からお願い申し上げます。