人文社会学部 社会学科 -最新情報-

超歌舞伎・フィールドワーク

 日本の伝統芸能である歌舞伎と、ネット文化から生まれた「初音ミク」というバーチャルなキャラクターとが、最新の映像・通信技術によって融合した「超歌舞伎」。そもそもニコニコ動画関連のイベント「ニコニコ超会議」で、2016年から上演されていましたが、今回は改修された歴史ある京都南座で上演するということで、「客層」や「受容のされ方」などをフィールドワークしにいきました。主体的に観察し、外国人観光客や売店のスタッフなどに簡単なインタビューをしながら、いろいろと気づきが得られました。

 特に興味深いのは、越境的で融合的なエンターテインメントであるところ。舞台を後方より撮影した映像から瞬時に演じる俳優の姿を切り抜き、リアルタイムでスクリーンに映す演出「分身の術」など、最新のディープラーニング技術も活用されており、「現実」と「虚構」とが融合しています。また「大向こう」という常連が発する掛け声が飛びながら(自由に掛けるよう勧奨されます)、ペンライトを振って歓声を送る様子は、伝統文化とオタク的な文化の融合と言えます。

 このような変化をどうとらえるのか、社会的な背景から考えていくのが社会学科の特徴でもあります。

 

【関連リンク】

社会学科の学びについてはコチラ

社会学科の教員情報についてはコチラ

一覧に戻る
学科に戻る