人文社会学部 社会学科 -最新情報-

釜ヶ崎フィールドワークを行いました

  10月最終週の週末、四天王寺大学社会学科の希望者で、大阪市西成区のあいりん地区(通称釜ヶ崎)のフィールドワークを行いました。

釜ヶ崎フィールドワークは今年で3回目となります。

 今回の案内役となったのは、第1回フィールドワークの参加者で、社会学科の卒業生の澤井久実さん(現在、大阪市立大学大学院博士課程)です。
 大学でのフィールドワークの経験が進路選択の1つのきっかけとなったこと、大変うれしく思います。

 これまでは社会問題に注目が集まりがちだった釜ヶ崎ですが、社会学者が「ジェントリフィケーション」と呼ぶ世界的な動きの中で、年々、その様相が変化しています。かつて労働者の町として知られた釜ヶ崎が、地域が持っていたふところの深さとそのエネルギーを活かしつつ、現在は大阪を代表する観光地の1つとして期待される存在ともなっています。

 しかし、そうした釜ヶ崎でも、単身者の高齢化という新しい社会問題が発生しつつあります。問題の解決に向けて、「居場所」をキーワードとした、さまざまな取り組みがなされていますが、日本全体で高齢化が進む現在、釜ヶ崎はその解決の先進地としての期待も担っています。

 毎年、その様相が変化する釜ヶ崎からは、フィールドワークを通した新しい学びを獲得させて頂いています。今後も、社会学科の伝統の一つとして、この取り組みを持続しつつ、卒業生の活躍を通して、よりよい社会を築くことができればと思っています。

 澤井さん、企画にご協力いただきました皆様、ありがとうございました。

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