人文社会学部 社会学科 -最新情報-

無形文化遺産に関するシンポジウムに参加してきました

社会学理論、現代社会論などの授業を担当している、IBUの社会学科教員の大関です。ベルリンで開催された日本とドイツとのシンポジウムに参加しましたので、そのテーマ「生きた伝統:無形文化遺産の保存継承」について紹介します。

 

 

無形文化遺産というと、みなさんは、どんなものを頭に浮かべますか? よく知られている世界遺産だと、教会などの立派な建築物や中世のきれいな街並み、世界各地の遺跡などが浮かぶでしょう。そうした文化遺産だけではなく、世界遺産には、自然遺産や複合遺産があることをご存知の方もいるでしょう。

 

 

では、無形文化遺産は? 世界中の「歌や踊り」と一般的には考えられているようですが、それだけには限りません。日本について言うと、歌舞伎や能のほかにも、最近では和食(2013)や和紙(2014)が登録されました。ドイツでは、「協同組合における共通的利益を体系化するアイデアと実践」が2016年に登録されました。人間が集まってお互いの利益のために協同して組織を作る、これが無形文化遺産であるということに興味を持ったので、じつはドイツに出かけて行ったのです。

 

 

そこで分かったことなのですが、無形文化遺産に共通するのは、「コミュニティ(人と人とがつながった集団)」です。歌や踊り、和食や和紙、協同組合はそれが保存され継承されていくためには「コミュニティ」がなくてはならないのです。これは、社会学という学問の基本的な事柄でもあります。「文化」や「社会」に興味のある人、ぜひ社会学を学んでみましょう!

 

 

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