人文社会学部 社会学科 -最新情報-

地域社会学ゼミのフィールド実習(その2):稲刈り作業を「体験」

前回コチラより参照から紹介をおこなっている、地域社会学ゼミで実施した1泊2日のフィールド実習。前回は、初日に体験した現場の「観察」や地元の方々との「交流」について取りあげました。けれども、地域社会を学ぶためのプログラムはそれだけではありません。今回は、2日目におこなった現場での「体験」について、報告することにしましょう。

 

お世話になったのは、初日に引きつづき、岐阜県郡上市に位置する和良町の住民組織、「和良おこし協議会」と和良町の方々。

和良町はたいへん自然豊かな山村ですが、その一方で、過疎や少子高齢化の進行にともなうさまざまな課題を抱えてもいます。「和良おこし協議会」は、そのような現状のなか、たとえばUターンやIターンによる移住の促進と空き家対策の実践、あるいは「田んぼオーナー制度」による農地保全の取り組み、また、地域の名産である「和良鮎」のブランド化も推進するなど、さまざまなまちづくり活動を積極的におこなっています。

われわれが「体験」させてもらったのは、その「和良おこし協議会」メンバーの田んぼをお借りしての稲刈り作業でした。以下、写真を中心に紹介していきましょう。

当日はあいにく小雨が降る天気でしたが、長靴と雨具を着込んで万全のスタンバイ

手をかけてきた田んぼをわれわれに提供してくださった竹村さん
稲刈り作業の基本とコツについて、やさしく説明してくれました

レクチャーを受けたら、一列に並んで刈り取り開始!

今年の学生たちは、なかなか高い集中力とチームワークを発揮してくれました
  
コツをつかめば楽しさも加わり、自然と笑みが出てきます

刈り取った稲を、今度はワラでしばっていきます
これもなかなかタイヘン

しばった稲束を、最後にハザガケにしていきます

 
このあと2週間ほど乾燥させ、脱穀することになります
 

いったん止んでいた雨は終盤にまた降り出しましたが、
みんな手を休めることなくやりきりました

 
3時間ほどかけて作業終了。最後に記念写真をパチリ

  

どうだったでしょうか。今年は空模様のほうはイマイチでしたが、参加した学生たちの集中力やチームワークは素晴らしく、1枚の田んぼを3時間ほどで刈り終えることができました。作業を終えた学生たちの顔は、それなりの疲れはもちろんありましたが、それよりも充実感でいっぱい。

同時に、普段なにげなく「農地があるのに耕さないなんてもったいない」なんて思っているその田んぼの維持が、いったいどれだけの手間のかかるものなのか、その一端を、身をもって実感できた「体験」でもありました。

その後は近くの用水路で長靴についた泥を洗い流し(これが爽快!)、ふたたび「和良おこし公民館」へ。みんなでお弁当を食べながら、作業の振りかえりとちょっとした議論をおこない、山村での暮らしと農業に対する関心をさらに深めて帰途につきました。

 

お昼ごはんの後には、加藤さんが得意な鼻笛を披露してくれました
最後までありがとうございました!

 

以上、たいへん充実した2日間の「観察」「交流」「体験」の紹介でした。

参加した学生たちは、これからゼミのなかでそれぞれの研究を進めていきますが、研究を進めていくためには、仲間との議論が欠かせません。その議論のベースとして、今回、仲間たちとの「共通の経験」が持てたことは、地域社会学ゼミにとってたいへんな財産になりました。あらためて、和良町の方々のご厚意とご協力に感謝です。

そして、「そういう学びもちょっとイイナ」と思ったそこのあなた、社会学科では他にも多様な学びの機会を用意しながら、あなたをお待ちしています。一緒に社会学しましょう。

 

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