人文社会学部 日本学科 -最新情報-

距離を空けてのグループワーク

現在、四天王寺大学では、学生を学籍番号で区分したグループに分けての登校日に対面授業しつつ、オンライン受講も並行して授業を実施するというハイブリッド方式が採用されています。

感染予防のためのいろいろな制約があるなかでも、学生たちには、グループワークやプレゼンなども実施して、通常時の学びと同じ内容になるように、教える側も工夫をしています。

これは、「日本学基礎演習Ⅱ」のあるクラスの授業風景です。「日本学基礎演習Ⅱ」は、日本学科の2年が学ぶ科目で、そこでは、3年生から始まるゼミに向けて、1年次から学んできた資料講読やプレゼン、グループワークやレポート作成などの学修技術を、少人数クラスでさらにブラッシュアップさせるゼミ形式の授業が展開します。

とはいえ、学籍番号によって登校日が定られているため、基礎演習のようなゼミナール形式のクラスでは、少人数クラスがさらに細分化され、なかなか通常時のような活発なグループワークの実施は難しくなっています。

 

 

それでも、この日は、今年何かと話題になった「花火大会」をテーマに、自分たちがある花火大会の実行委員になっているという前提でのグループワークを実施しました。

昨年度から準備をして寄付金なども集めて8月に実施される花火大会の準備を進めてきたのですが、新型コロナ感染症の拡大という状況下で、例年通りに花火大会が実施できる見込みはなく、関係者協議の結果、花火大会は中止となることが決まりましたという状況設定です。

さて、その結果として、花火大会中止のアナウンスメントを行う記者会見を開く必要があります。では、そのための原稿を作成して、実際に記者会見を想定したプレゼンを行ってくださいという課題に取り組んでいます。

それまでに、日本文化と花火の関係について学んだことや、集めた資金を関係者が納得する使い方をするために何ができるのか、実際、今年の各地の花火大会がどうなったのかなどの資料なども参考に、グループメンバーで話し合いつつ、記者会見を行うことを想定したプレゼン原稿作成を行います。

そして、この日の授業の最後には、記者会見を想定したプレゼンを行いました。司会者、説明役に加え、その場に取材に来た記者役と、メンバーに役割を振り分けて、質疑応答を含むリアルな記者会見の雰囲気を伝えるプレゼンを展開したグループもありました。

 

 

この日、授業にオンライン参加となったメンバーも、Teamsでグループワークを実施し、教室でのプレゼンの様子はTeamsで確認して、自分たちのプレゼンも教室の対面授業メンバーにTeamsで公開しました。教室にいるメンバーは、スクリーンを通じて発表される内容を熱心に聞いていました。

3年生と4年生のゼミでも、やはり、全員がそろっての対面授業はできていません。しかも、グループワークでも机の間の距離を空けることによって、なんとなく気持ちの距離も空いてしまうのか、いつもよりしっかりと意見交換もできず、どうしても課題の処理もはかどりません。とはいえ、グループワークは、それぞれの意見交換を通じて講読資料の理解が深まり、自分自身の考察を深める貴重な時間でもあるため、熱心に取り組む姿が見られます。

 

いつもより制約が多い教室での学びですが、何とか通常時の学びの質と量を確保すべく、学生も教員もできるだけの努力をしています

 

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