人文社会学部 日本学科 -最新情報-

今年も! ブックトーク大会が開かれました

日本学科1年生の必修科目「日本学表現演習Ⅱ」では、「ブックトーク」を行います。「ブックトーク」とは、自分の設定したテーマにしたがって本を3冊選び、それらの内容を紹介していくものです。学生たちは、各々のお気に入りの本の良いところ、気に入ったところ、感動したところをテーマにからめながら語り合います。この授業を通して、学生たちは自分の考えを聞き手に的確に伝える技術を学んでいくのです。この活動は、日本学科が始まって以来行われている、いわば伝統ともいえる活動です。

それでは、2019年度のブックトークについてみていきましょう。ブックトークは、3冊の本を紹介する活動ですが、その準備にはかなりの時間を要します。夏休みに紹介したい本を選びます。授業では、選んだ本の紹介したい個所や部分について書き抜き、要約します。要約をもとに聞き手に伝わるように考えながら、発表原稿を作ります。そして、発表原稿ができあがったら、聞き手が理解しやすいようにA4で1枚のレジュメをつくります。

ここでは、どの部分を口頭で説明し、どの部分をレジュメに記すといいのか、学生たちは頭をひねります。レジュメと発表原稿ができあがったらいざ発表です!

ブックトークは、実は予選と本選に分かれています。予選は、必修科目日本学表現演習Ⅱの授業内で行われます。全員参加です。クラスのメンバーの前で発表をし、各クラスから2人代表者を選びます。この経験を通して、学生は、人前でまとまった内容のあることを話すというプレゼンテーション技能を学びます。また、クラスメートのブックトークを批評することで、聞き手の心を打つスピーチとは何か?自分のスピーチに何が不足していたのか?などいろいろ振り返る経験をします。

クラスで選ばれた代表者は、必修科目日本学表現演習Ⅱの合同授業で発表します。合同授業は、日本学科1年生が全員参加するので、100人強の学生たちの前で、各クラスの代表者は発表するのです。大変緊張します。

 

代表者のブックトークは、さすがに選考を勝ち抜いただけに、どれも素晴らしいものでした。取り扱うテーマも「谷崎潤一郎」や「夏目漱石」「家族」「愛」「平和」「歴史」など大変バラエティに富んだものでした。どれも発表者の伝えたい思いがあり、聴衆も集中して聴いています。どの発表に対しても発表の後にはすばらしい拍手でした。

学生と教員による投票の結果,1位に1名 2位に1名 3位に2名の学生が選ばれました。4名の学生には,その次の合同授業の機会に表彰され、記念品が贈呈されました。

4名の学生は,自分たちのブックトークが高く評価されたことで自信がついたのではないでしょうか。また,表彰されなかった学生も代表に選ばれなかった学生も「人前で自分の考えを伝える楽しさや大変さ」を体感したのではないでしょうか。この機会を忘れずに,自信をもって自分の考えを伝える機会に取り組んでほしいと思います。

日本学科には,学生の表現力やコミュニケーション力を伸ばす機会を多く設けています。学ぶことを楽しみながら,社会で生かせる能力を身に着けてほしいと願っています。

 

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