人文社会学部 日本学科 -最新情報-

卒業生のお話——将来の夢の実現へ踏み出すために [前編]

日本学科1年生の必修科目である「日本学表現演習Ⅰ」の授業では、毎年、学期終盤の夏休み前に、卒業生の先輩をお招きしてお話を伺い、それぞれの学生が卒業後の進路について考えるための時間を設けています。1年生の夏休みという貴重な時間に、自分たちの将来について真剣に考えるということもしてほしいと願っているからです。

今回は、卒業生として、平成20年度卒の方、平成27年度卒の方お二人、平成28年度卒の方、平成30年度卒の方の5名をお招きしました。平日の午後というそれぞれにお忙しい時間帯に、在学生のためにわざわざご出講いただきましたことに、篤く御礼申し上げます。

1年生たちは、この回の前の回で、将来の進路・就職につながる概説の講義を聴き、自分の現段階での志望(教員/公務員/一般就職/現段階では未定)を確認し、卒業生に質問したいことを抽出するということを行っています。

最初にお話しいただいたAさん(H30年度卒)は、日本語教員志望で日本学科に入学し、こつこつ努力して見事にそれを実現した方です。1年生へのアドバイスとしては、自発的、積極的に情報を収集すること、人の話を鵜吞みにしてよしとするのではなく自力で深く調べることの大切さを強調されていました。最後に、日頃の仕事の一端として、日本語母語話者が気づかない文法現象のおもしろさ——仮定条件形「と」「ば」「たら」の使い分けに働くルール、それを見出す方法、説明の仕方など——を、ミニ授業のように披露してくださいました。

二人目のBさん(H28年度卒)は、まず学生時代の取り組み——教員免許取得のための勉強、サークル活動(ボランティアクラブと和歌同好会)、アルバイト(地方自治体)について語ってくださいました。自治体でのアルバイト経験で「地域のために働くっていいな」と感じたことが、現在の仕事(町役場職員)につながっているとのことです。大学入学時は人見知りという弱点を抱えていたが、在学中に直そうと考えて意識的に努力した体験から、苦手なことにも挑戦することの大切さを助言してくださいました

三人目のCさん(H27年度卒)は、市立中学校で「国語」の教諭をされています。教員を志したきっかけ——尊敬する恩師との出会い——から始まり、自らの大学時代の話、そして教員としての現在の日々について話してくださいました。教員は毎日が勉強であり、かつ「同じ日」はないこと、人(生徒たち)の成長を見て取れる仕事にやりがいを感じている、ということです。1年生に、今からの出会いを大切に、様々な経験を積んでほしいと助言してくださいました。最後の「夢は‘叶う’もの?それとも‘叶える’もの?」という問いかけが印象的でした。

後編に続きます。

 

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